ユキヤナギ

きょうはやっと晴れたのですが、気温が低く風もちょっとありましたね。
午前中~午後にかけ母の七回忌をしました。
実家で咲いていたニワウメ と雪柳と乙女椿を飾りました。

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物心ついた頃から毎年実家で咲いていた「ユキヤナギ」をお届けします。
「雪柳」と書きます。
ユキヤナギは別名をコゴメバナ、あるいはコゴメヤナギとも言います。

葉が柳の葉に似て、 白い5枚の花びらを持った花が、まるで雪が
積もったかのように枝いっぱいに咲き、とても美しいです。
花が散ったあとの地面はまるで雪がパラパラと積もったように見えます。
それでユキヤナギと名付けられました。

群生しているのを遠目に見ると、まるで噴水のようも見えて見事です。
近づいてみると・・↓

雌しべは5本、雄しべは20本ほどありました。

関東以西、四国、九州に分布します。

バラ科の落葉低木です。

ニオイタチツボスミレ

きょうは一日冷たい雨でしたね。
開きかけた桜も足踏み、雨にふるえていたかも・・。
でも、桜のトンネルが雨に煙り赤みを射した景色も、なかなかに
春の序曲のようで風情が感じられました。

さて、きょうは「マキノスミレ」が咲いていた同じ土手に、
少し離れて咲いていた「ニオイタチツボスミレ」(匂立壷菫)を
お届けします。

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鼻を近づけると、ほのかにいい香りがしました。

丸みがある花びらがまとまって咲き、中の白い部分がはっきりしています。

葉はハート形で全体的に丸みがあります。

茎に毛が多く、距はやや太めです。

もうすぐ咲きそうなのもありました。

北海道南部から沖縄に分布しています。

スミレ科の植物です。

マキノスミレ

こちら名古屋では18日に桜開花情報が出ましたが、ちょうど
タイミング良く、わがマンションの桜も開花しました。
いつもより早い開花でした。
きょうは、”桜のトンネル”の桜もちらほら咲きかけていました。
その他、ハクモクレンは落花さかんですが、ビワの明るい緑白色の
新葉が目を引きました。

さて、低山地の林縁の明るいやや乾いた土手に、「マキノスミレ」が
咲いていました。
きょうは「マキノスミレ」をお届けします。

牧野富太郎博士が第一発見者だったので、「マキノスミレ」と
名付けられました。

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葉の形は二等辺三角形で縁にギザギザがあり、茎との付け根は
ハート形のように窪んでいます。

葉の裏面はやや紫色を帯びていました。

下の花びらには紫の筋があります。

雌しべの柱頭はカマキリの頭のような形です。

距は細く長いです。

本州に分布します。

スミレ科の植物です。