ヒメオドリコソウ その2

今がスギ花粉の飛散はピークだとTVで言っていました。
おお~っ、こわっ!
外出の時は完全武装で・・^^;;

寒の戻りか、寒い日が続いていますね。
でも、寒くても日当たりの良い道端や空地では、スイセン、ハコベ、
ハルノノゲシ、ヒメオドリコソウ等が咲いています。

きょうは、以前にも取り上げたことのある「ヒメオドリコソウ」を
もう一度お届けします。

薄いピンク色の唇形の花で模様があります。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

上部の葉も葉柄を持っています↓

そして茎は四角ばっています。↑

葉は向き合って付いており、その次は90度ずれて
また向き合って付いています。

花も葉も毛深いです。↓

もっとアップにしてみましょう。↓

雌しべ1本、雄しべは4本ですね。

道端や空地、畑などでよく見られる植物です。

花は2~6月頃まで咲きます。

シソ科の植物です。

過去記事はこちら→ヒメオドリコソウ

ナズナ

昨日に続き、お天気は良くても風が強く吹き、寒いです。
三月は風が強い日が多いもの・・そうですね・・。
でも強い風はやっぱり勘弁してよ~(泣)

さて、きょうは道路際に咲いていた「ナズナ」をお届けします。

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撫でたいほど可愛い花の意味、撫菜(なでな)からナズナに、また、
夏になると枯れること、つまり夏無(なつな)からナズナに等、
諸説あるようです。

三角の実の形が三味線の撥(ばち)に似ていることから、また、
「ぺんぺん」は三味線を弾く擬音語から、別名はぺんぺん草、
あるいは三味線草と言います。

昔、よく子どもの草花遊びに使われました。
ここで<ぺんぺん太鼓>の作り方を紹介します。
三角の実を茎から切らないように順に下に引き下げます。
ブラブラになった実を耳元で、でんでん太鼓のように、クルクル
回すとサラサラと音をたてます。

草丈は10~ 40センチ程。花期は2~ 6月。

4枚の白い花びらを持つ直径3ミリ程の小さな花を多数付けます。
下の方で花が終わって種ができる間も、先端部では次々と蕾ができて
花が咲きます。

花は直径5ミリ程の十字形の花です。
がく片4枚、花びら4枚、雄しべ6個、雌しべ1個でした↓

実は長い柄のある三角形?軍配形?ハート形?↓

茎に互い違いに付いています。

実は次第に膨らんで、2つに割れて種子をばらまくそうです。

また、3月くらいまでの若い菜は食用になるそうです。

北海道~奄美・琉球に分布します。

アブラナ科の植物です。

ユッカ

2日ほど前、マンションのケヤキの上でギーッという声がしました。
コゲラでした。木は葉を落としているので、バッチリ見えました^^v
ここ数年来、寒くなるといつも姿を見ます。

さて、きょうは「ユッカ」をお届けします。
ユッカといえば・・
私が出た中学校の通用門の横にユッカが何本もありました。
「君が代蘭」とも言われるユッカは美術の写生の時間に描いた
覚えがあります^^;
剣のようなシャープな葉が、未来に向かって元気に力強く伸びていく
若者にたとえられたのでしょうか?・・、
園芸店では「青年の樹」として販売されています。

昔から庭木としても植えられていたユッカは、元来は海浜植物です。
植物園の温室の前にも植えられていました↓

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高さは1~2メートル程。

濃緑色から灰緑色の葉は先端が剣のように鋭く、硬いです。

花は薄くクリーム色がかった白で、スズランのように釣鐘状の
下を向いた花が咲きます。
葉の上に落ちていた花を調べたら、花びら6枚、雌しべ1本、
雄しべ6本でした。

北アメリカ西南部原産です。

ユリ科の植物です。