ヤマハッカ

どんよりとしたお天気です。
台風の影響で、こちらは夜から雨になる模様・・。

さて、山の土手に紫色の花が群生していました。

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近寄って見ると、ヤマハッカでした。
きょうは「ヤマハッカ」をお届けします。
「山薄荷」と書きます。
高さは60~90センチ程でした。
茎は四角く、毛が生えています。

葉は向かい合って付いており、縁に粗いギザギザがあります。
葉の表面には毛が生え、裏の葉脈上には毛が多いですね。

薄紫色の花は上の方で4つに分かれ、濃い紫色の
縦の線状の模様があります。
これがヤマハッカの特徴です。
よく似た花にイヌヤマハッカがあります。

舟型の花はキツネの顔に似ていませんか^^。

雄しべは4個ありますね。

ウラナミシジミがやってきました。

北海道~九州の山地に分布します。

シソ科の植物です。

コケオトギリ

朝から雨が降ったりしてほとんど日差しのないお天気です。
こちらでは、まだ夏から咲いているサルスベリや、フヨウ、ムクゲ
など咲いていますが、ピラカンサの実もだいぶ赤みを増してきました。

さて、きょうは湿地の周りに咲いていた「コケオトギリ」を
お届けします。
「苔弟切」と書きます。
小型のオトギリソウ(弟切草)なのでコケとついているらしい。
オトギリソウの名前の由来は、いつかオトギリソウをアップする日
まで待っていてくださいね^^;

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丈は10~30センチ程です。

花びらは5枚です。

雄しべは5~8個あるそうです。

茎は四角張っています。
葉は丸っこく、向かい合って付いており、葉は茎を抱いています。
秋には紅葉するようです。

北海道西南部~九州の湿地や休耕田に生えるそうです。

オトギリソウ科の植物です。

ヘラオモダカ

朝から青く高い空の下、花壇のコスモスが風に揺れていました。

きょうは水湿地に生えていた「ヘラオモダカ」をお届けします。
「箆面高」と書きます。
葉がヘラ状でオモダカのような花を付けるということで名付けられました。

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花は径1センチ程の白色で3枚の花びらを付けます。
雄しべ6個と雌しべは多数あります。

緑色の実が付いていました。
ひとつひとつの種には1本の深い溝があります。

北海道~九州の水田や溝、浅い水中に生えます。

オモダカ科の植物です。