春のケヤキの様子 その4

今朝、ゴミ出しに行った帰り、階段に落ちていた桜の吹き溜まりを
見ていたら、その中にケヤキの短い枝が落ちていました。
まだ落ちてそんなには時間が経っていなかった5センチ程の
綺麗なものを拾って、早速撮影しました↓

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写真の上の方から5枚めの葉の脇には葯が飛び出た後の雄花、
6枚目の葉の脇にはまだ葯が出る前の雄花、
そして、7、8枚目の葉の脇に雌花が付いていました。

葯が開出した雄花のアップ↓

開出した雄花(画面左上)と開出前の雄花(真ん中)↓

桜が満開で人々が花見をする頃、ケヤキの花はただひっそりと
でも地道に咲いているんですね・・。
私もケヤキに囲まれて生活しているのに、ケヤキの花に興味を持った
のは、去年からでした^^;;
高木なので、なかなか見ることが少ない花ですが、足元に落ちている
1本の小枝からも花の便りが聞けそうですね^^。

春のケヤキの様子 その3

きょうは花吹雪舞う一日でした。
窓から見えるケヤキは日ごとに新緑が増しています。
雌花の撮影があきらめきれず、ついに撮影に成功しました^^v

まずは枝の様子から↓

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雌雄同株で、若枝の分かれる元の方には雄花(雄しべだけがある花)
が多く、数個かたまって付いています。
そして、その先端の方には雌花(雌しべだけがある花)、または、
両性花(一つの花に雌しべがと雄しべがある花)が1~3個ずつ
付いているようです。

枝先↓

葉の脇に先が二つに割れた白いのが見えますか?
これが雌花です。
緑で丸っこく見えているのは先回紹介した雄花です。

ケヤキの雄花は直径2.5ミリ程で小さく地味な花です。
雌花は雄花よりもっと小さい花でした^^;

アップすると↓

露出した白い柱頭は2つに割れて、毛が密に生えていました。

両性花もありました↓

ヤマウグイスカグラ

きのうは不安定なお天気でしたが、きょうは風もなく、
穏やかな日和です。
今朝、カーマインレッドも鮮やかな八重咲きチューリップが
ベランダで咲きました。
薄いピンクのネメシアも盛りです。
青紫のムスカリにハナアブがよく来ています。
そういえば、今年はまだウグイスの声を聞いていません。

きょうは「ヤマウグイスカグラ」をお届けします。
「山鴬神楽」と書きます。

きょうは「ヤマウグイスカグラ」をお届けします。

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二つずつ付いている花が多いようです。

漏斗型の花は長さ1~1.5センチ程、花びらの先は5裂しています。
真ん中に雌しべ1個、周りに5個の雄しべがあります。

高さ2メートル程の落葉低木で、北海道南部~九州の丘陵地から
山地の林に生えます。

樹皮は灰褐色です。

花びらや花の柄に毛があり、向き合った葉にやや長めの細かい毛が
生えています。

山は平地に比べ気候が厳しいので、寒さなどしのぐよう、
毛で覆われているのでしょうかね・・。

ちなみに花や葉、実に毛がないのがウグイスカグラのようです。
ブログ内関連記事→ ウグイスカグラの花

スイカズラ科の植物です。