ノギラン

ここ2~3日、早朝に足元のタオルケットを探しています^^;
はや、きょうは「立秋」でしたね。
今、午後6時を過ぎましたが、向かいのサルスベリのピンクの花が
夕日に映えて綺麗です^^。

さて、湿地にあった「ノギラン」をお届けします。

「芒蘭」と書きます。
花の咲く様子が、イネ科の花の芒(のぎ=毛のように尖った部分)
のようだから、名付けられました。

北海道~九州の湿原や路傍など、やや湿った場所に生えます。
こんなふうに生えていました↓

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葉は地面の方に放射状に生えているのみです。
そこから茎が直立、又は斜上しています。

アリ等が来ていました。

雄しべ6本、雌しべ1本です。

ランと名づけていますが、ランの仲間ではなく、ユリ科の植物です。

シロバナイナモリソウ

きょうも夏空が広がっています。

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木々に鳥やセミ、蝶たちが元気に飛び回っています。
きょうは広島原爆記念日です。忘れていけない日ですね。
65年前のきょう、広島にも夏空が広がっていたんですね・・。
今日の平和の有難さを改めて感じます。

さて、林の木陰に小さな白い花を見つけました。
調べたら、「シロバナイナモリソウ」でした。
きょうはこのシロバナイナモリソウをお届けします。
「白花稲森草」と書きます。

高さは10~20センチ程でした。

花は径0.8~1センチ程で、花びらは5裂し、先は尖っています。
長い雄しべ5本と雌しべ1本あります。
葉は向かい合って付いており、葉の表はこんなふうでした↓

短い毛がありました↑
葉の裏にも短い毛がありました↓

茎にもこんなふうに毛がありました↓

関東地方南部~中部地方、近畿地方の太平洋側に分布し、
山地や低山、林縁の木陰に生えるそうです。

アカネ科の植物です。

セリ

きょうはまた蒸し暑い一日となりました^^;
でも、ベランダのキンカンに真っ白な花が付きました。
爽やかな柑橘の香りがまたいいです~♪

さて、小川の流れの縁に、白く細かい花が咲いていました。
近づいてみると「セリ」でした。
きょうはこの「セリ」をお届けします。
「芹」と書きます。
春の七草で有名な「芹」ですが、食べられるのは早春のもの、
今の時期のものはあくが強く、硬いので食べられないそうです^^;

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写真の左側や右側の牛の額のような形の葉はミゾソバです。
真ん中のギザギザのある葉が付いた、小さな白い花が集まって
咲いているのが、セリの花です。

丈は20~30センチ程でした。

葉のアップです↓

花びらの先は凹んでいました↓

雄しべは5本、茎には5本の筋がありました。

日本全国の水田や小川、沼地や湿地に自生します。
栽培もされます。

花期 7~8月です。

セリ科の植物です。