ヒメトラノオ

もう、きょうで9月も終わりですね・・。
今月中にアップしておきたい花、「ヒメトラノオ」をお届けします。

「姫虎の尾」と書きます。
母種のヤマトラノオより少し小さいのでこの名がついたそうです。
山の日当たりの良い草原に咲いていました。
草丈は40~100センチ程でした↓

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細身の葉は向かい合って付いており、途中で枝分かれした先に
淡青紫色の花が穂状に付いているものが多く見られました。
中には、1本立ちしているのもありました↓

関東以西の本州、四国、九州の北部に分布します。

ゴマノハグサ科の植物です。

マネキグサ

3週間ぶりに取材に行ってきました~♪
三河方面には午後着きました。
今週から、この三河で出逢った植物を紹介していきま~す〆(^∇^* )
きょうは、行きは素通りしてしまい(>_<)、帰り間際に出逢った
「マネキグサ」をお届けします\(^^;ナンデヤネン ?
ダッテ、”招き”ぐさダモン。。(^m^)ムフ

本当に漢字では「招草」って書くんですヨ。
花がおいで、おいで~ヘ(^o^ヘ)と手招きをしているような形から
名付けられたそうです(^_-)-☆

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林縁の明るい草地に生えていました。
おいで、おいで~♪と手招きしてますか?
右に蕾も見えますね↓

高さは40~70センチ程です。

茎は4角形でシソ科の特徴をよく現し、結構丈夫そうでした。
葉は向かい合って付いており、縁にはギザギザがあります。
葉の裏は白っぽく、葉脈が浮き出ています。
葉や茎に毛がありました。

花は2センチ程の暗紅紫色の唇形です。
花の周りは白く縁取られ、おしゃれですネ(*^^*)

↑逆光でわかりにくいですが、雄しべ4本が
2本ずつに離れています。
本当は5本ですが、1本は退化しているそうです。
雌しべの先は2つに分かれています。
後姿は・・↓

神奈川県以西の本州、四国、九州 に分布しているそうです。

シソ科の植物です。

ナンバンハコベ

このところ、あちこちで文化祭が行われているようです。
昼間はまだ夏の名残がありますが、夜は虫の声が静かに響いてきます。

きょうはナンバンハコベをお届けします。
山の明るい草地で、花と実を付けていました↓

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「南蛮繁縷」と書きます。
別名ツルセンノウともいうそうです。
もともと昔から日本にある種ですが、花が異国風と言う意味で
ナンバンハコベと名付けられたそうです。

茎はつる状でよく枝分かれし、他の植物に寄りかかって生長します。

卵形のような葉は2センチ程で、向かい合って付いています。
茎や葉には細かい毛が生えています。

花はとてもユニークな形です↓

帽子のように見える緑色のガクは半球形で5裂しています。
そして開花と共に、5裂したガクの先がだんだん外へと反り返ります。

また、細い5枚の花びらは離ればなれにつき、中ほどで急に外に
折れ曲がって反り返り、先は2つに分かれています。

緑色の実は熟すと黒くなります。↓

北海道~九州の山野に生えています。

ナデシコ科の植物です。