カスマグサ

ゴールデンウィークに入りましたね。
車窓から山を見ても、まさに”山が笑う”季節となりました♪
きょうは面白い名前のカスマグサをお届けします。

「かす間草」と書きます。
カラスノエンドウとスズメノエンドウの中間ということで・・・。
つまり、「カ」(カラス)と「ス」(スズメ)の「マ」(間)で、
カスマグサと名付けられましたとサァ~♪

つる性で他の植物などに巻きついて生えます。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

花や葉のアップです。↓

花の柄は長いです。
淡紅紫色の花ですが、花びらには濃い紫色の模様があり、
花は1~3つで少し離れて付きます。
正面向きの花↓

実が付いているのもありました。
大きさは1~1.5センチ程、扁平で無毛でした。
実の中には種が4つあるようです。↓

本州から九州の人里の日当たりの良い草地に分布します。

マメ科の植物です。

*ここで皆様にお礼を申し上げます。
fabも今月で丸6年が過ぎました。
ここまでやってこられたのも、皆様の応援のお蔭です。
本当に有難うございましたm(_ _)m。
来月から7年めを迎えますが、何とか続けていきたいと思います。
どうぞ、これからも応援よろしくお願い申し上げますm(_ _)m。

春のケヤキの様子 その4

今朝、ゴミ出しに行った帰り、階段に落ちていた桜の吹き溜まりを
見ていたら、その中にケヤキの短い枝が落ちていました。
まだ落ちてそんなには時間が経っていなかった5センチ程の
綺麗なものを拾って、早速撮影しました↓

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写真の上の方から5枚めの葉の脇には葯が飛び出た後の雄花、
6枚目の葉の脇にはまだ葯が出る前の雄花、
そして、7、8枚目の葉の脇に雌花が付いていました。

葯が開出した雄花のアップ↓

開出した雄花(画面左上)と開出前の雄花(真ん中)↓

桜が満開で人々が花見をする頃、ケヤキの花はただひっそりと
でも地道に咲いているんですね・・。
私もケヤキに囲まれて生活しているのに、ケヤキの花に興味を持った
のは、去年からでした^^;;
高木なので、なかなか見ることが少ない花ですが、足元に落ちている
1本の小枝からも花の便りが聞けそうですね^^。

春のケヤキの様子 その3

きょうは花吹雪舞う一日でした。
窓から見えるケヤキは日ごとに新緑が増しています。
雌花の撮影があきらめきれず、ついに撮影に成功しました^^v

まずは枝の様子から↓

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

雌雄同株で、若枝の分かれる元の方には雄花(雄しべだけがある花)
が多く、数個かたまって付いています。
そして、その先端の方には雌花(雌しべだけがある花)、または、
両性花(一つの花に雌しべがと雄しべがある花)が1~3個ずつ
付いているようです。

枝先↓

葉の脇に先が二つに割れた白いのが見えますか?
これが雌花です。
緑で丸っこく見えているのは先回紹介した雄花です。

ケヤキの雄花は直径2.5ミリ程で小さく地味な花です。
雌花は雄花よりもっと小さい花でした^^;

アップすると↓

露出した白い柱頭は2つに割れて、毛が密に生えていました。

両性花もありました↓