ギンバイカ

ここ2ヶ月程今までにない体調不良に陥り、体調の良い時が少なく
通院などして正直まいっていましたが、きのうから少し声が出る
ようになり、何とか体調を取り戻すため、きょうは徒歩で買い物に
出てみました。

初めて歩いた道筋に、白い花がいっぱい咲き始めた生垣が、
目に飛び込んできました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

帰宅して調べたら「ギンバイカ」でした。
きょうは「ギンバイカ」をお届けします。

「銀梅花」と書きます。
花びらの色が純白(銀)で、咲き始めの様子が梅の花に似ているため
名付けられました。

地中海沿岸原産のフトモモ科の常緑樹で、高さは4~5メートル程に
なるそうです。

光沢のある濃い緑の葉が向かい合って付いており、蕾のうちは真ん丸で、
やがて、しべの目立つ純白の花が次々と咲いてくるところが素敵です。

英名は「マートル」、マートルと言えば・・、
先般行われた英国のロイヤルウエデイングブーケの中に入っていた
お花ですね。

クロガネモチの雄花

きのう六七日のお参りにお寺まで行ってきました。
お寺は「花かつみ」とも呼ばれる野花菖蒲で有名な知多半島の
草木地区にあります。
過去記事→ノハナショウブ
今頃は花の見頃だったことでしょう。

さて、最近行くようになったスーパーの隣の公園の木に、
何か花が咲いているのを見つけました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

どうもクロガネモチの花のようです。
実は以前に違う場所で何度か撮ったことがありますが、花は初めてです。
クロガネモチは雌雄異株で、どうやらこれは雄株のようです。
5~6本ある長い雄しべが目立ちますね。

緑濃い葉は革質で光沢があります。

若い枝は紫色を帯び、稜があります。

木の肌は灰色っぽい↓

今度は雌花に出逢いたいものです。

過去記事はこちら→ クロガネモチの実

*クロガネモチの赤い実は、メジロやヒヨドリ、ツグミなどの
鳥たちの好物のようです。

ユキノシタ

今月初め、人生に一度しかない経験をし、
大変ご無沙汰してしまいました。

あっと言う間に季節は巡り・・
今はもう主のいない実家の庭ですが、植物は
自分の花を咲かせる時期をちゃんと知っており、
数日前から「ユキノシタ」が花を咲かせています。
庭の片隅の湿り気の多い半日陰の場所です。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

「雪の下」と書いて、白い花を雪が降るのに見立て、
その下に緑の葉がある様子を意味しているとか、
寒い冬に雪の下になっても枯れないからとか、
諸説あるようです。

花は5枚の花びらからなります。

上の3枚にはピンク色の模様があり、花びらの付け根には
黄色の斑点があります。
また、下の2枚は真っ白で長細い花びらです。

長い雄しべも目立ちます。

葉は腎形で毛深い葉の表面には葉脈に沿った模様があります。

葉の裏も毛深いですが、無地で、表より少し白っぽい
緑色をしていました。

本州、四国、九州に生える常緑の草です。

ユキノシタ科の植物です。