ハマセンダンの雄花

台風後、なんだか少し涼しい名古屋です。
さて、隣の区に市内有数の緑地がありますが、そのそばに
以前載せたことがあるハマセンダンの木があります。
久しぶりにふらっと出かけたら、なんとラッキーなことに花が
咲きかけていました。

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高木なのでなかなか撮りづらい^^;

花をアップすると・・↓

雌雄異株のようで、これはどうも雄株で雄花のようです。
5個の雄しべが花びらより長く突き出て黄色の葯が目立ちます。

中を覗くと・・↓

花びら5個で雄しべも5個です。真ん中に退化した雌しべが1個あります。

南国の海岸付近の日当たりの良い林には、ハマセンダンが
よく群生しているようです。

おまけ:

葉にアゲハの幼虫がいました。

5齢虫↓

過去記事はこちら→ ハマセンダンハマセンダンの実

マサキ

朝も晩も夏の虫の声がします。
窓を開けて涼しい風が吹いてくると、つかのま、生き返ったような
気がします。

コシアキトンボが、今年も6月からマンションの樹上や
上方の空間を旋回しています。

さて、きょうは「マサキ」の花をお届けします。
実家の庭にマサキの木があったのに、つい最近気が付きました。
マサキです↓

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今まで全然気がつきませんでした。
知多の海岸でも目に付いたのに実家にあったとは・・燈台下暗しですね。
ちょっと前からマサキの薄黄緑色の可愛い花が咲いていました。

蜂が花のまわりを飛びまわっています。
花びらは4枚、雄しべも4本。
雌しべは1本で写真ではわかりづらいですが、先が短く4つに
分かれています。

縁に浅いギザギザがあり厚く光沢のある葉は、短い葉柄があり、
向き合って付いています。

園芸種のキフクリンマサキもそばに植わっていました。↓

花はマサキの花と同じです。↓

北海道南部以南、本州、四国、九州、琉球、小笠原に分布します。

ニシキギ科の植物です。

過去記事はこちら→マサキの実

シャシャンボ

相変わらず、体に力が入らず、声にも元気がないですが、どうにか
一日、一日やり過ごしています。
きょうで6月も終わりですが、今月はムクドリやキジバト、ツバメの
姿をよく見かけました。

買い物の途中、多数の白くて小さな壷形の下向きの花が房状に
付いている木を発見。
じつは数年前からいろんな場所で時々見かけていたのですが、
なかなか写真が撮れませんでした。
「シャシャンボ」の花のようです。
きょうはやっと「シャシャンボの花」をお届けできます。

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花は小さな壺形で、長さ5ミリ程です。
その先端は5つに分かれ、反り返っています。

そして、花の柄や花の表面には白くて軟らかい短毛が密生しています。

また、葉は互い違いに付いており、葉の縁には浅いギザギザがあります。
革質の葉の先端は尖っており、上下の側脈が葉縁で繋がっています。
葉の裏は少し白っぽく、主脈の上に小さなトゲのようなものがあり、
触るとひっかかりが感じられます。

過去記事はこちら→シャシャンボの実

ツツジ科の植物です。