アジサイ その4

半田の某有名和菓子店の生菓子に「四葩の花」と書いてありました。
さて、「四葩」は何と読むのでしょう?

正解は「よひら」。

「葩」とは一字では「ハ」と読み、「はな」という意味だそうです。

では「四葩」とは何か?

四つの花?

四つの花びら(ではなくて、じつはガク)が目立つので、
「四葩」は「アジサイ」の別名だそうです。
(本当の花は真ん中にある小さな点のような部分です。)

御用とお急ぎでない方は、ここで紫陽花を見て、しばしひと休み
なさって下さい。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

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生菓子はこちら→ 「四葩の花」

その他、過去記事→アジサイアジサイ その2アジサイ その3

タニギキョウ

時々通る道に数日前まで白いサンゴジュの花が咲いていましたが、
色が変わり、ほとんど道路に落ちてしまいました。
実家の庭のクチナシの白い花は、まだ咲いています。

きょうは滋賀の山の谷筋に生えていた「タニギキョウ」を
お届けします。
「谷桔梗」と書きます。
谷に生える桔梗という意味ですが、とても小さくて可愛い花でした。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

葉には柔らかい短毛があり、縁に粗いギザギザが数個あります。

大きさ5~8ミリで、先が5つに深く裂けた白色~淡紫色を帯びた花を
上向きに付けます。

北海道、本州、四国、九州に分布します。

キキョウ科の植物です。

コンロンソウ

最近、ツバメが飛ぶ姿をよく見かけます。
すっかり梅雨空です。

さて、きょうも滋賀の山にあった植物の中から・・、
沢沿いにあった「コンロンソウ」をお届けします。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

「崑崙草」と書きます。

この花が咲いている様子を、中国の崑崙山に降り積もった白い雪に
見立てて名付けられました。

葉は長さ3~7センチほど、先が尖り、縁にはギザギザがあります。

この写真ではいくつか花が散ってしまったようですが、残った白い花を
見ていただくと、アブラナ科の特徴である十字花(4枚の花びら)です。

雄しべは6本、雌しべは1本です。

北海道、本州、四国、九州に分布します。

アブラナ科の植物です。