フユイチゴの花

昨日、松本竣介の展覧会に行ってきました。
板に油絵の具で描かれた青の濃淡と筆跡、真ん中の薄い
ピンクの婦人がなかなか印象的な「街」という作品はじめ、
松本竣介の周りの画家たちの作品も展示されていました。
猛暑の中でしたが、行った甲斐がありました(*^^)v。

さて、先日、行った湿地で、7月下旬というのに、
フユイチゴの花が早くも咲いていました。
きょうは、この「フユイチゴの花」をお届けします。

ひとつだけ花が咲いていました。
白い花の径は1.5センチ程。
花びらは5個。
数個、蕾が見えますが、毛が密生しています。
ガクに毛が多く、花柱は長い。
茎には短毛が密生し、小さな棘があります。

バラ科の植物です。

併せて読みたい過去記事はこちら→フユイチゴの実

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ナツメの花 その2

今朝は少し風もあったので、散歩に出かけました。
帰る頃には汗びっしょり・・(^^;)。
ベランダのレモンの木にナミアゲハが時々訪れていました。
網戸に小さめの蛾が長い間とまっていました。

きょうは「ナツメの花 その2」をお届けします。
結構、背が高い木で、やや風もあり、うまく写真が撮れませんでした。

光沢のある葉は互い違いにつき、卵形で長さは3~7センチ程です。
3主脈が目立ち、縁には不揃いなギザギザがあります。
5ミリ程の黄緑色の五角形の小さな花が葉の脇に付いています。

雄しべがチラッと見えますが・・。

花をググったら特徴のある素敵な花でした。

花期は6~7月。

クロウメモドキ科の植物です。

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ヒナノシャクジョウ

昨日、先月中旬に訪れた湿地に再度訪れました。
森に入ると、ウグイスの声がお出迎え~(^^♪
必死に練習中という感じでしたが・・(^m^)ムフ (←それだけかいっ! )
(これからもボチボチとがんばれぇ~♪)。
そして、少し歩くと・・なんとツクツクボウシの声が~♪
えーっ?!夏休みに入ってすぐに聞いたのは初めて~!
毎年、夏休みの終わりにしか聞いたことがなかったです!!
もう、夏の終わりか~とアセルじゃないの~~(大汗たらりん)

さて、メインの「ヒナノシャクジョウ」をお届けします(*^^*)。
「雛の錫杖」と書き、姿が小さく、形が錫杖に似ているので
名付けられました。
湿った林内に生える光合成をしない腐生植物です。
湿気も多く蒸し暑い森の中で初めて見つけました~!
「やったー!」\(*^0^*)/

「ちっちゃ~~(゚ロ゚;)」
高さはほとんどが1.5センチ程しかありませんでした。
全体に白っぽくて茎は直立しています。

白い筒状の部分一つ一つが花だそうで、茎の先に2~10個が
頭状に集まってつきます。
筒状に見えるのは外花被片が合着したものです。
先が薄茶色になってるのは花が終わっているものらしい。

調べると花期は7~10月となっていますが、管理をしていらっしゃる方の
お話では、今年はこちらでは7月21日頃にはほとんど花はもう終わっている
とのことでした (^^;)。
花は1日花で、その日に咲いたら次の日には萎んでしまうようです。
基本的に1日に開花するのは1個体1つのみだそうです。

筒状の花の先端には外花被片(ガク片)と内花被片(花びら)がそれぞれ3つずつあり、
内花被片は白いが外花被片の内側は黄色とのこと。
そんな中でひとつほど、かろうじて外花被片の内側の黄色がうっすらと
わかるのがこれ↓

↑左端の花(茎には白く細い鱗片状の葉も見えます。)

と これ↓

↑一番下の花

本州(関東地方以西)、四国、九州、琉球に分布します。
ヒナノシャクジョウ科の植物です。
★愛知県では絶滅危惧Ⅱ類となっています。

今回、もう数日早ければ花もバッチリ!・・との思いが頭をチラッとよぎりましたが、
貴重な花に出逢えたことに感謝ですヨォ(v^ー゜)。

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