ハランの花と実

きょうは強い風で、玄関のベゴニアの鉢が総倒れになりました。
突風、竜巻に注意が必要とTVで叫んでいました。
波乱をよぶお天気で心配ですね。

さて、アップするのが大変遅くなりましたが、
実家で4月28日についにハランの花と実を見つけることができました。

まずは過去記事から→ ハラン

ハランの花は特に意識して見ないと目に入らないものなのだ
ということですね^^;

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

執念で(笑)ハランの葉を掻き分け、石ころをとったら、なんと
ドン・ピシャッ!花が見つかりました!!
よく見たら花二つの他、写真左の中央上には蕾?の枯れたの?も、
そして、写真上の方には見にくいですが、緑の実が見えかけています。

花は紫色、多肉質で直径2~3センチ程でした。
花びらは8つに裂け王冠状を呈していました。

回り込んで実を撮りました。
直径2~3センチ程の緑色の固い実でした。

そして、根元には薄茶色の固い種が数個落ちていました。

花のそばでアリとダンゴムシの姿を見ました。
調べたら、ハランの花はダンゴムシが花粉を媒介するそうです。

ハランは人知れず花を咲かせ、実を生らしていたわけですね。
人の生活に役立つ葉の陰に地味で変わった花・・
まさに不思議発見!でした^^。

イスノキの花

「虫こぶといえばイスノキ」と言われるイスノキ。
過去記事はこちら→イスノキの虫こぶ
このイスノキの花を撮ることができたので、さっそくご紹介しましょう。

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イスノキは高木だそうですが、これは目の位置に赤い花があったので
気づきました。

最初、蕾のように見えましたが違ってました^^;

赤く膨らんでいるのは雄しべの葯で、中に花粉が入っている部分だそうです。
わかりにくくてしみませんが、一番上に見える2本の糸のようなものが
雌しべの柱頭です。
また、雌しべがあるのは先端の花だけで、下の数個ほどの花には
雄しべしかありません。
イスノキの花には花びらはありません。退化したんだそうです。

数日後にまた行って見ると、もうほとんど花は終っていました。

赤い葯は開いて花粉を出し終わり、すっかり黒ずんでいました。

この花を見られる期間は10日~2週間ほどのわずかな期間のようです。

本州(関東南部以西)、四国、九州、沖縄に分布するそうです。

カラタチの花

少し長くお休みしているうちにソメイヨシノは葉桜になり、
八重桜も終盤に入りました。

春に白い花が咲くというカラタチの花をやっと見ることができました。
過去記事→カラタチの実

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このカラタチの木は高さ4メートル近くありました。

カラタチは別名を「枳殻(きこく)」 ともいうそうです。

枝は青緑色でやや平べったく稜があり、鋭く大きな棘が互い違いに
付いています。これが大きな特徴です。

葉は三つでひとつの葉になっており、それが三つずつ集まって付き、
それが互い違いに付いています。

下は蕾の様子です↓

ほころびかけてきた様子↓

開ききった様子↓

おまけ↓
♪からたちの花♪

からたちの花が咲いたよ。
白い白い花が咲いたよ。

 

からたちのとげは痛いよ。
青い青い針のとげだよ。

作詞 北原白秋/作曲 山田耕筰