ヒカゲイノコヅチの花

きょうも午前中からちょっと動いても汗が出ます^^;;
まだ、サルスベリの花が頑張っています。

イノコヅチの花が撮れたので、お届けします。

ひっつき虫としてもよく知られた植物ですね。

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花がまばらについているし、どうもヒカゲイノコヅチのようです。

花びら5枚、雄しべは5個、雌しべは1個です。

ヒユ科の植物です。

参考記事→ヒナタイノコヅチ

ホドイモの花

午前中から雲っているのですが、湿気が多く蒸し暑く感じます。
家の窓からは赤トンボがたくさん群舞している姿が見られます。

きょうは「ホドイモの花」をお届けします。
3年前にホドイモの花は掲載したことがあるのですが、先日また同じ所で、
花を見ることができました。
まずは過去記事から→ ホドイモ

今回はよりアップした写真でお届けします。

ホドイモの花には翼弁、旗(き)弁、竜骨弁があります。

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左右に一対あるピンク色の花びらが翼弁です。↓

翼弁の上部一枚は旗弁、後部に立っている薄緑色の部分です。↓

旗弁と翼弁が見えていますね。↑

貝のよう?カタツムリの殻のようにも見えるのが竜骨弁。
くるっと曲がりくねった竜骨弁の中に雄しべと雌しべがあります。↓

なかなかユニークな造りのお花です。

イヌエンジュ

先日の夜、歩いていたら、道に白い花が落ちていました。
見上げると、見たことのない木の花がいっぱい付いていました。
一枝手折るとソラマメのような臭いがしました。
帰宅して調べたら「イヌエンジュ」でした。
翌朝、撮影に出向きました。

きょうはこの「イヌエンジュ」をお届けします。
「犬槐」と書きます。

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落葉高木で、この木は10メートル程でした。

樹皮は逆光だったので黒っぽく撮れてしまいましたが、
実際は灰褐色で丸い皮目がありました。

葉は奇数の羽状複葉で互い違いに付いています。
小葉は3~5対で向き合って付いているものがほとんどでしたが、
途中から互い違いに付いているのもありました。

葉柄の基部は膨らんでいます。

葉の裏は毛が密生しており、白っぽく見えます。

ひとつの花は7~10ミリ程の淡黄白色の小さな蝶形花ですが、
これがたくさん集まって付いています。

花は遠目には穂状(すいじょう)に見えますが、じつは総状花序で、
長さ5~15センチ程のものを枝先に3~7個出していました。

撮影している間、たえまなくクマバチ(真ん中の黒っぽいの)や
虫が次々と花を訪問していました。↓

別名をオオエンジュと言うそうです。

北海道、本州(中部地方以北)の山地の林縁や川原、湿地に
自生するそうです。

日本固有種です。

マメ科の植物です。