トモエシオガマ

昨日から雨が降ったり止んだりで、すっきりしないお天気です。
きょうは、10日前に行った三河の山地の草地で見つけた
「トモエシオガマ」をお届けします。

この名前の由来について・・
①トモエ→花を上から見ると巴形をしているので・・。
参考→トモエソウ と同じ花の形。

②シオガマ↓
この花は花だけでなく、「葉まで美しい」ので・・
また一方、塩竃の浜は美しい…「浜で美しい」のは塩竃だ…
という語呂合わせで付いた名前、というわけだそうです^^;;
こんなのあり~~?と私も思いましたが・・(笑)。

シオガマギクの変種だそうです。
トモエシオガマ↓

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

紫紅色の花びらは唇形をしていて茎の上部にだけに付いていました。

そして、下の方の葉はこんなふうに付いていました。↓

花を上から見たところ↓

あららっ、巴に目がくらんでボケてしまい?(笑)・・すみません^^;;

気をとり直してアップで・・↓

今度は^^v・・確かに巴状です。

ゴマノハグサ科の植物です。

シラネセンキュウ

秋祭りが各地で行なわれているかと思います。
近所の道路にも「祭礼中、通行止め」の立看がありました。
秋の一日、お祭りの声が聞こえるのもいいものですね~。

さて、先日行った、秋の低山地の湿り気のある林の縁に、
セリのような花が咲いていました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

帰宅して調べたら、「シラネセンキュウ」でした。
「白根川芎」と書きます。
日光の白根山で発見され、薬用植物のセンキュウに似ているので、
名付けられたようです。
別名はスズカゼリ(鈴鹿芹)とも言われるそうです。

小さな流れの際にも咲いていました。

羽状に付いた柔らかい葉は互い違いに付いて、ひとつひとつの葉には
それぞれ不規則な深い切れ込みがありギザギザとなっています。

白色で小さな花の花びらは、普通は5枚だそうです。
(写真では6枚のも見えていますが・・^^;)

本州、四国、九州に分布します。

セリ科の植物です。

ビスカリア・ブルーエンジェル

今年8月初め頃、川原にブルーの花がいっぱい咲いているのに
気がつきました。
たまたま役所の人が通りかかったので尋ねたら、役所が植えたのでは
ないとのお答え・・、上流から何かの加減で流れてきてそこに根付いて
増えたのかしら?それか誰かが植えたのか?わかりません。
それから時々気になって見ていたのですが、一週間前までは
咲いていました。
そして、きょう、一週間ぶりに川沿いを散歩したら、さすがにもう、
花はほとんど終わっていました。
というわけで、このブルーの花、「ビスカリア・ブルーエンジェル」を
お届けします。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
対岸のビスカリア・ブルーエンジェルです。↓

こちら岸のビスカリア・ブルーエンジェルです。↓

ナデシコ科の植物です。

<お詫びと訂正>
2017年9月、匿名さまより間違いをご指摘いただきました。
この写真の花は「ビスカリア・ブルーエンジェル」ではなく、
キツネノマゴ科ルエリア属の「ヤナギバルイラソウ」です。
大変、申し訳ございませんでした。

「ヤナギバルイラソウ」の正しい記事はこちら→ヤナギバルイラソウ