ルビーネックレス

寒い日が続いていますが、皆様おかわりありませんか?
連日、窓から見える猿投山の向こうに冠雪した山々が見えます。
私は、この寒さにめげ気味で外への取材は二の足を踏んでいます^^;。
きょうは部屋の中の多肉植物が開花したのでお届けします。

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蕾が付いて先がピンク色になったので、ピンクの花が咲くものと
想っていましたら、黄色の可愛い花が咲きました。

次の日、花が満開になりました。
花の大きさは2センチ程です。
花びらのように見えるのは舌状花なので、キク科です。
筒状花は周辺部から開花して、柱頭が2裂した雌しべが
突き出しているように見えます。

三日ほど経って蕾がまた開き、2つ開花しました。

後姿はこんなふうです。
苞の先がピンク色です。

朝に開き夕方には萎むようです。

茎が赤紫色ですね。
少しグリーンネックレス(別名:緑の鈴)に似ているので、
調べを進めたところ、どうやらキク科の「ルビーネックレス」という
名のようです。
別名、紫月(シヅキ)ともいうそうです。

南アフリカ原産です。

☆おまけ~(^o^)

ところで、サボテンと多肉植物との違いをご存じでしょうか?
実は、アレオーレ(刺座)というものが有るか無いかの違いですよ。
アレオーレ、刺座(しざ)とはトゲの根元にある綿状の座布団みたいな物です。
アレオーレが有るのはサボテンで、無いのは多肉植物です〆(^∇^* )メモメモ 。

ナカガワノギク

しばらくお休みしてしまいました。
何かと所用で忙しく、なかなかフィールドに出られません。
しかし、忙中閑ありで、ふらっと園芸店に出向いたところ、
野菊っぽい白い菊が一鉢だけ売られていました。
私に、買って~と言っているように思えたのですぐに買いました(笑)。
調べたら、「ナカガワノギク」でした。
きょうはこの「ナカガワノギク」をお届けします。
栽培品でお許しを・・。

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「那賀川野菊」と書き、徳島県の固有種だそうです。
那賀川渓流沿いの岩場に自生する野菊です。
雨で増水すると水に浸かる岩場に適応するよう、独自の進化をとげた
ものだそうです
大き目の白い花と、やや厚く、互い違いに付いたくさび形をした葉が
特徴的です。
葉は3つに裂けて両面に毛があります。
葉の表↓

葉の裏は表よりやや白っぽく見えます↓

高さは30~60センチ程です。

開花期は10~12月だそうです。

キク科の植物です。

オオニシキソウ

きょうから霜月、実家の庭の小菊がそろそろ咲きそうです。
でも咲き揃う頃には更地となり、庭がなくなってしまうので
植木鉢に移し替えました。
あと数日で、生まれた時から慣れ親しんだ庭と別れるのは
非常に感慨深いものがありますが、しかたありません。

さて、まだまだ、近江長岡の記事です^^;
田の畔に赤っぽい茎で斜めに立ち上がり、何やら花のようなもの
を付けた草を発見!
近づいて見たら、「オオニシキソウ」でした。

きょうはこの「オオニシキソウ」をお届けします。
「大錦草」と書きます。
「大形のニシキソウ」という意味で名付けられました。
名前は大きいですが、花は2ミリ程の小さな可愛い花です。
4ミリ程の緑や赤の実もいくつか付いていました。
その色合いがとても魅力的だったので≧[◎]oパチリ!

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茎は斜めに立ち上がり(直立っぽいのもありました)、20~60センチ程の
高さになり、よく枝分かれし、赤っぽいです。
片側に毛があるようです。

葉の表面は青緑色、裏面は白緑色。
葉には縁に低くギザギザがあり、疎らに毛もあり、
長さは1.5~3.5センチ程で幅0.6~1.2センチ程向き合って付いています。

花は夏から初秋に咲きます。
雌雄異花で、雌花は雌しべ1個、雄花は雄しべ1個だけでできているそうです。

写真をズームすると、6本の花柱を広げているのが雌花。

白い花びらのようなものが付いているのが雄花です。
白いのは花びらではなく、腺体の付属物だそうです。

北アメリカ原産の帰化植物です。

田の畔の他、道ばたや畑に生えます。

切ると白い乳液が出ます。

本州中部以南、四国、九州に分布します。

トウダイグサ科の植物です。