コカモメヅルの花

きょうも雨が降ったり止んだりで午後には雷もちょっと鳴りました。
よく通る交差点のそばに今満開のケムリノキがあります。
2階建てくらいの高さはあります。
空き地ではアオツヅラフジの花が咲いており、藪の縁には
緑の実を付けたツルウメモドキが見られます。

さて、きょうは里山の林の縁にあった「コカモメヅルの花」を
お届けします。
「小鴎蔓」と書きます。

藪の中でつる性の茎を伸ばし、他の植物に巻きついていました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

長さ3~6センチ程の葉は向き合って付いており、葉の基部は
ハート形で先は尖っています。

葉裏はこんなふう↓

茎の一方に毛が生えています。

花は暗紫色で径4~5ミリ程と小さい。↓

花びらは5裂しており上面に細かい毛が生えています。

本州、四国、九州に分布します。

ちなみに実はこんなふうです。→コカモメヅルの実

ガガイモ科の植物です。

ママコノシリヌグイ

ここ2~3日前からベランダでキリギリスのような声が聞こえます。
明け方まで雨が降っていましたが、今は止んでいます。
梅雨空で、動くと暑く汗もしたたり落ちますが、陰で休んでいると
汗も引き、風が心地よいです。

きょうは「ママコノシリヌグイ」をお届けします。
「継子の尻拭い」と書きます。
茎に下向きの鋭い棘を持ち、継母(ままはは)が継子(ままこ)
のお尻をこれで拭いて、継子いじめをする例えで名付けられたようです。
花はソバの花に似て、棘があるので別名はトゲソバだそうです。
流れや池の周辺など湿り気のある所に生えています。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

葉は三角形で、茎はつる状になり、四角ばっていました。

花はミゾソバによく似ています。

開いた花↓

北海道~九州に分布します。

タデ科の植物です。

ザミオクルカス・ザミーフォリアの花

実家のクチナシが咲きました。
そして、一時はこれで今年は終わりか?と思ったバラ、
ミスティー・パープルがまた次々に咲いてきました。
ユキノシタの花は終わり、ピンクのアジサイがたくさん咲いてきました。
つまり、実家の庭はアルカリ性土壌ということですね。
また、マンションではサツキツツジは終わりましたが、
ベランダのレモンに花が咲きました。
卵を産みつけようときょうもレモンの葉に、アゲハ蝶等が
頻繁に来ています。

さて、5月はじめのことですみません^^;
ザミオクルカス・ザミーフォリアの根元に
皮をかぶった花はオモトのような?、そして姿はニョロ~っと
したものが付いている(画面左側手前)のを発見!

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

さっそく調べると、やはり花で、ザミオクルカス・ザミーフォリアの
花でした。

花の部分をアップで・・↓

それから20日間ほど観察していたら、だんだん、苞が
開いてきました。

シメシメ・・と思っていたのですが、
待てど暮らせどだんだん何だか元気がなくなって、
とうとうきのうお釈迦になってしまいました。
フード?(苞)を脱ぐ所を見たかったのですが、残念でした。

ちなみにサトイモ科の植物で、同じ仲間にスパティフィラム
などあります。