オトコエシ

皆様、おかわりございませんか?
きのうのように日中は夏日でも、さすがに朝晩涼しくなりましたね。
寝冷えにご用心!
この頃、あちこちで、うねるように萩の花が咲きこぼれる姿も
見られるようになりました。

きょうは日当たりの良い山野に普通に見られる「オトコエシ」を
お届けします。
「男郎花」と書きます。
オトコエシはオミナエシと違い、秋の七草でもなくあまり知られていませんが、
晩夏から初秋にかけて、山野で結構目立つ花です。

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林道の斜面に生えていました。
高さ60~100センチ程でした。
ロゼット状の根生葉も見られました。

葉は向かい合って付き、長さ3~15センチ程で、卵状長楕円形か羽状に
切れ込み、縁にはギザギザがあります。

白い花は直径4ミリ程で、5つに裂け、筒部は短い。
雌しべ1本、雄しべは4本。

花期は8~10月。

北海道、本州、四国、九州に分布します。

オミナエシ科の植物です。

ルビーネックレス

寒い日が続いていますが、皆様おかわりありませんか?
連日、窓から見える猿投山の向こうに冠雪した山々が見えます。
私は、この寒さにめげ気味で外への取材は二の足を踏んでいます^^;。
きょうは部屋の中の多肉植物が開花したのでお届けします。

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蕾が付いて先がピンク色になったので、ピンクの花が咲くものと
想っていましたら、黄色の可愛い花が咲きました。

次の日、花が満開になりました。
花の大きさは2センチ程です。
花びらのように見えるのは舌状花なので、キク科です。
筒状花は周辺部から開花して、柱頭が2裂した雌しべが
突き出しているように見えます。

三日ほど経って蕾がまた開き、2つ開花しました。

後姿はこんなふうです。
苞の先がピンク色です。

朝に開き夕方には萎むようです。

茎が赤紫色ですね。
少しグリーンネックレス(別名:緑の鈴)に似ているので、
調べを進めたところ、どうやらキク科の「ルビーネックレス」という
名のようです。
別名、紫月(シヅキ)ともいうそうです。

南アフリカ原産です。

☆おまけ~(^o^)

ところで、サボテンと多肉植物との違いをご存じでしょうか?
実は、アレオーレ(刺座)というものが有るか無いかの違いですよ。
アレオーレ、刺座(しざ)とはトゲの根元にある綿状の座布団みたいな物です。
アレオーレが有るのはサボテンで、無いのは多肉植物です〆(^∇^* )メモメモ 。

ナカガワノギク

しばらくお休みしてしまいました。
何かと所用で忙しく、なかなかフィールドに出られません。
しかし、忙中閑ありで、ふらっと園芸店に出向いたところ、
野菊っぽい白い菊が一鉢だけ売られていました。
私に、買って~と言っているように思えたのですぐに買いました(笑)。
調べたら、「ナカガワノギク」でした。
きょうはこの「ナカガワノギク」をお届けします。
栽培品でお許しを・・。

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「那賀川野菊」と書き、徳島県の固有種だそうです。
那賀川渓流沿いの岩場に自生する野菊です。
雨で増水すると水に浸かる岩場に適応するよう、独自の進化をとげた
ものだそうです
大き目の白い花と、やや厚く、互い違いに付いたくさび形をした葉が
特徴的です。
葉は3つに裂けて両面に毛があります。
葉の表↓

葉の裏は表よりやや白っぽく見えます↓

高さは30~60センチ程です。

開花期は10~12月だそうです。

キク科の植物です。