ジャケツイバラ

マンションのサツキもだんだん咲いてきました。

きのう3ヶ月半ぶりに、フィールドに出かけることができました(*^^)v。
矢田川の上流を車で走っていたら、黄色の花が目に飛び込んで来ました。
川岸の木に絡まって黄色の美しい花を咲かせていました。
車を停めて黄金色に輝くその花を撮りました。

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ジャケツイバラでした。
「蛇結茨」と書き、枝がもつれながらくねっているさまを、
ヘビがからみ合っている様子に見立てて名付けられたそうです。

つる性の落葉低木で崩壊地や河原等の日当たりの良い所に生えます。

葉は2回偶数羽状複葉です。

はっきりと名前はわかりませんが、いろんな虫が訪れていました。
真ん中あたりに花の雄しべにとまっている虫が見えますが、
ハチの一種かな?↓

それぞれの花が同じくらいの長さの花柄を持ち、多数の花が花軸に
付いている(総状花序)ことが、真上から見るとよく解ります。↓

じつは、5年前のちょうど今頃、安倍川に行った時にもジャケツイバラは
撮ったことがあるのですが、未アップだったようです_(・_.)/ コケッ。

ここに一枚アップしておきます。↓

花びらは5枚で、上側の1枚だけがやや小さく、その花びらの中央には
赤っぽい網目紋があり、雄しべは赤色を帯びています。
そして、枝にはカギ状の鋭い刺があります。

宮城・山形県以南の本州~琉球まで分布します。

マメ科の植物です。

おまけ?:撮りおえたとたん、何やら水辺に同じ黄色の色を持つ
小鳥の姿を発見!
キセキレイでした。
あわててカメラを向けましたが、ふられてしまいました~(^_^;;)。

エンドウ

昨日、マンションの庭でツバメを2羽見かけました。
マンションの庭でツバメを見たのは初めてでしたが、
先月の6日に車窓からツバメの姿を見ています。
明日から徐々にお天気は下り坂とか・・。

さて、きょうはエンドウ(豌豆)の花をお届けします。
これは白花品種です。

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数千年以上の歴史を持つ古い野菜「エンドウ」ですが、
私の中ではエンドウと言えば、みつ豆がまず頭に浮かびます(笑)。
みつ豆の豆はアカエンドウ(赤豌豆)です。

アオエンドウ(青豌豆)は煎り豆や煮豆、餡(鶯餡)などに
加工されます。これらは硬莢種(こうきょうしゅ)と言われます。

サヤエンドウは軟莢種と言われ、豌豆の莢がまだ柔らかい時に
摘み取ったものはキヌサヤ(絹莢) といいますね。
莢の中の若い豆はグリーンピースで、若い茎葉は豆苗ですね。

10年ほど前に「ツタンカーメンの赤エンドウ」を育てたことがあります。
父に5月の連休中に播くように言われ、そのようにした記憶です。
これは花も莢も豆も赤色でした。
この豆を入れて炊いたらご飯がお赤飯のように染まりました。
そういえば、今春は生タケノコを2回料理しましたが、
サヤエンドウの卵とじはまだ一度しかしていません^^;

マメ科の植物です。

ナツメグゼラニウム

連休中に、ベランダのナツメグゼラニウムの花が咲きました。

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南アフリカの高地原産で、高さは30~40センチ程。
半耐寒性ですが、こちら名古屋は暖地なので戸外でも十分越冬します。
5月~9月頃、小さな白っぽい色の花を咲かせます。
かわいい小型のセンテッドゼラニウム(匂いゼラニウムのこと)の
「ナツメグゼラニウム」です。

数年前、花屋さんで買い求めました。
普通のゼラニウムは匂いがちょっと…という方でも、
センテッドゼラニウムならきっと大丈夫だと思います(^o^)v。

葉表↓

ビロードのような柔らかな感触の葉は表裏とも短く細かい毛がいっぱい。

葉裏↓

触るだけでもとても強い芳香が指先に残ります。

一般的なゼラニウムと同じで、日当たりを好み、
やや乾燥した環境を好みます。

フクロソウ科の植物です。