ヒロハコンロンソウ

マンションの紫陽花が咲いてきました。
我が家の花瓶にはお友達のお庭で咲いた色々な紫陽花が挿してあり、
目を楽しませてくれています^^。

きょうは山地の小さな流れのある所に咲いていた
「ヒロハコンロンソウ」をお届けします。
「広葉崑崙草」と書きます。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

少し、アップで・・。

白色の花びら4枚、十字形の花です。

もっと、アップで・・。

葉の軸と葉柄に狭い翼があり、葉柄の基部は茎を抱いているようです。
また、葉の縁に不規則なギザギザがあります。

なかなか近づけなかったので、これ以上はわかりません^^;

本州(中部地方以北)に分布します。

アブラナ科の植物です。

よかったら、こちらの過去記事もご覧下さい→コンロンソウ

トチノキ

お天気下り坂・・梅雨入りも秒読み段階か?
さて、今年はベランダの緑のカーテン、初めてキュウリにしてみました。
先日、プランターに苗を植え、やっとつるが伸びてきました^^。

きょうは面の木峠で出あったトチノキをお届けします。
谷沿いに生えていました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

見上げるような高木でした。
大きいものは高さ35メートルにもなる落葉高木だそうです。
私の写真では迫力がなく感動をお伝えできなくて申し訳ないのですが(汗)
枝を横に大きく広げ、木の上の方の姿はドーム形となり見事でした。

目をこらすと白っぽい花の回りを虫たちが飛び回っていました。
帰宅してから調べたら、マルハナバチの類のようです。

葉は向かい合って付き、5~25センチ程の長い葉柄があり、
その先に葉が出ているように見えますが、
これ全体が1枚の葉で、個々の葉は小葉と呼ぶようです。
このような葉を「掌(てのひら)」に似ているので、
「掌状複葉(しょうじょうふくよう)」と呼びます。
小葉の縁はやや波状で低く鈍いギザギザがあります。
小葉の柄はありません。
葉裏はやや白っぽく、葉脈がほぼ平行に走っているのが
見てとれます。
小葉は5~9枚あるそうで、中央の葉が最も大きく、
大きいもので長さが30センチ程あるそうです。

初夏に枝先に長さ20センチ程のクリスマスツリーのような円錐形の
花序(花が付いた茎ひとかたまり)を立てます。

遠くなのではっきり数はわかりませんが、雄しべは長く突き出ています。
ミツバチが好んで吸蜜に訪れ、養蜂の蜜源植物としても利用されるそうです。

樹皮は灰褐色から黒褐色で凹凸があり波状模様が見えます。

北海道西南部から九州に分布します。

トチノキ科の植物です。

過去記事はこちら→トチノキの実

ササバギンラン

5月末日、きょうは暑かったですね~^^;
久しぶりに面の木峠に行ってきました。
出発が遅かったので稲武に着いたのはお昼過ぎでしたが、
その時の気温は29度。暑い!
それからも気温は上がり、31度までいったのですが、
面の木に着いたらさすがに涼しくなりました。
しばらく訪れてなかったのですが、
思わぬ収穫がありました\(^o^)/

やっと出会えた「ササバギンラン」をお届けしま~す♪
「笹葉銀蘭」と書きます。

(写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

ギンラン(銀蘭)と似た姿ですが、草丈は30~50センチ程あり、
茎の上部の葉が花よりも上に出ています。
直立した茎には数個の白色の花を付けます。

葉は葉脈が目立ちます。

山地や丘陵の林の中に生えます。

北海道~九州に分布します。

ラン科の植物です。