ナミテントウ

クチナシの花があちこちで咲いていますね。
こちらでは梅雨に入っても雨が少ないですが、関東地方など
ゲリラ豪雨で大変ですね。お見舞い申しあげます。

きょうは、ちょっと前に見つけたナミテントウをお届けします。
虫のお嫌いな方はスルーしてくださいませネ。

アベリアの葉になんだか見慣れないものが・・。
なんじゃ、こりゃ~?!

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何気なく葉裏を見たら、ありゃ~、黄色いテントウムシのようなものが・・。
見たことないナ、黄色いテントウムシなんて・・と思いつつ・・。

全貌が見えてきました~(^m^)。

さっそく調べたら、ナミテントウでした。

上(葉表)にサナギの抜け殻、下(葉裏)が羽化して成虫に
なったばかりのナミテントウ。

サナギの背中の部分が割れて、そこから成虫が出てきたようです。
葉表の抜け殻は、画面向かって右側が頭部で、そこに見える細い
白い糸は呼吸管らしいです。

小一時間ほど経ってまた見たら、最初、黄色一色だった成虫が、
こんなふうになっていました。↓

w(◎o☆)wビックリッ!!
調べたら、本来の色模様が浮かびあがってきつつあるところでした。
もう少し時間が経つと黄色っぽい紋が赤くなるとのこと。
「黒地に赤2紋」←西日本では、このタイプが一番多いらしい。
残念ながら、赤くなるまでは見届けられませんでした(^^;)
でも、ベストタイミングで見ることができ、ラッキーでした\(*^▽^*)/

では、どちらさまも ごきげんよう~(←それだけかいっ! (笑)

イヌツゲ

ベランダのオリヅルランの花がまだ咲いてくれています。
コシアキトンボは毎朝、窓越しにお出まし~♪
キュウリの花が次々と咲き、小指よりほそ~い実がチラホラと
見られます^^。

さて、先月下旬、マンションの門扉付近に小さな白い花が
いくつも落ちていたのに気がつきました。
上を見ると、あらっ、ツゲのような木にいっぱい小さな花が・・。
調べたらイヌツゲでした。
遅くなりましたが、きょうは「イヌツゲ」をお届けします^^;。

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同じく葉が小さい「ツゲ」の木に似ているが、異なるものなので、
「似て非なるもの」の「イヌ」が付いて、「イヌツゲ」となったようです。
枝葉がよく茂って剪定にも耐えるので、生け垣や庭木として
利用されています。

枝は灰褐色です。

常緑で普通は低木ですが、5メートル程になることもあるようです。

葉は互い違いに付いています。
1.5~3センチ程で楕円形の葉は小さく、厚みがあり革質で光沢があります。
縁にはホタテ貝の貝殻のふちのような波形のギザギザがあります。

葉裏は緑白色で、ちょっとわかりにくいですが、
腺点(丸くて黒っぽく見えるもの)が散在しています。

花期は5~6月頃で、雌雄異株です。
これは雄株で雄花です。↓

雄しべは4本あり葯は黄色で花糸は白色です。
雌しべは退化しているようです。

本州~九州に分布します。

モチノキ科の植物です。

唐竹蘭

階段にナンテンの花がこぼれていました。
朝からコシアキトンボもいつもの所で旋回していました。

さて、おととい、お友達から切り花をいただきました。
「竹蘭っていうんだって~」とお友達の弁。
さっそく花瓶に挿しました。
蘭と名は付くけど、筒状の花で、蘭の花ではないようだし、
やっぱり気になって調べました^^;

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草丈は1メートル~1.5メートル程のようです。

竹の葉のような形の葉が互い違いに付いています。

葉の表面はやや光沢があり、平行脈がはっきりと目立ちます。

葉裏は特に平行脈が隆起しています。

茎には稜があります。

緑に紫褐色の花の長さは1.5~2センチ程で、1~5個がまとまって
下向きにぶら下がっています。

花は.ホウチャクソウに似ています。
ホウチャクソウはユリ科チゴユリ属です。
チゴユリ属はdisporumという学名だそうです。
ここを調べたら・・・
disporum cantonienseのようです。
cantonは広東のことで、どうやら中国広東省の出身のようです。
伸び伸びした大形の姿が物語っているわ~。
うわ~っ、やった~!!と思ったのですが・・

なぜか??もっとググると、
唐竹蘭(トウチクラン)というのが出てきました。
学名:Disporum pullum
pullum は「黒い色の」という意味だそうです。
原産地は中国、インド、マレーシアということですが、
日本でも古くから栽培され、
茶花宝鐸草(チャバナホウチャクソウ)というそうな・・。
なるほど、茶席にはピッタリの渋い色。
どうもこれらしい・・と思うので掲載させていただきました。

花を分解するとこんなふうでした↓

雄しべ6本、雌しべは1本(先が3~4本に分かれ根元で合着)です。

ユリ科の植物です。