オオバグミ

昨日の夕方、スーパーへ行ったら…( ゜_゜;)ビックリ。!
駐車場待ちの車が列をなしていました。あっ!しまった!
節分で恵方巻きを買いに皆が来たのネ~、そういえば、
去年も知らずに来て・・店の入り口からなんでこんなに混んでるの?
と思ったのだっけ~_(・_.)/ コケッ。
ひえ~っ、早く買い物して退散しなくちゃとε=ε=ε=ε=┏(; ̄▽ ̄)┛
そんなこんなで、昨夜の我が家恒例の豆まきも無事済んで・・
今朝は立春!晴れて日差しが暖かそう?!窓を開けると、
斜め階下の庭にある白い梅が大きく花びらを広げています。

さて、島の植物の続きです。
きょうは海岸近くの藪で他の植物に寄りかかるようにして生えていた
「オオバグミ」をお届けします。
銀色の葉裏が特徴的です↓

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「大葉茱萸」と書きます。
別名を丸葉茱萸(マルバグミ) と言います。
海岸性の植物のひとつで、高さは2~4メートル程で常緑低木ですが、
枝を蔓状にのばします。
枝は高く上昇し伸びますが、分枝は下降します。

葉は長さ5~8センチ、幅4~6センチ程の幅の広い卵形で、先が尖ります。
縁は少し波打ちます。
互い違いに付いている葉は革質で、表面ははじめ銀色の鱗状毛が
ありますが、次第に落ちて深緑色になり光沢があります。
葉裏は鱗片が密生して銀白色です。
長めの葉柄があり1~2.5センチ程です。

樹皮は暗褐色あるいは灰褐色です。

実がそこここに付いていました。
長さ2センチ程の長い楕円形で、よく見ると実の表面にも
鱗状毛が密生しています↓。
この冬を越して春4月頃には赤く熟して食べられるそうです。

本州(関東以西)、四国、九州、琉球に分布します。

グミ科の植物です。

ウバメガシ

朝からお日様がのぞき、窓を閉めていても、小鳥たちの声が
にぎやかに聞こえてきます。

さて、きょうは島にあった「ウバメガシ」をお届けします。
「姥目樫」と書きます。
若芽の時からから褐色であることを、老女に見立てて付いた
名前だそうです。↓

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海岸の植物のひとつで、他の植物が生えにくい、沿岸地域の
急傾斜地の岩場や、海岸近くの乾燥した尾根に多いです。

強い潮風など受けて木の姿は曲がっているものが多いです。

革質でやや硬く、表面は光沢がある楕円形の葉は互い違いに付いています。
ちょうど風が吹いて来てブレてしまい、すみません。↓

やや丸く艶がある葉の縁の上半分には、浅い波状のギザギザがあります。

成長が遅いため材は硬く、良質な木炭になります。
和歌山県でウバメガシから作られる炭が備長炭と呼ばれます。
備長炭は紀州田辺の木炭商、備中屋長右衛門の名によるものだそうです。

三浦、伊豆半島、紀伊半島などの太平洋側の暖帯の沿岸地方に分布します。

雌雄同種の常緑広葉樹です。

ブナ科の植物です。

フウトウカズラ

冬の曇天に、ベランダのハナキリンの黄色とピンクの鉢植えが
彩りを添えてくれています。

さて、きょうは・・知多の海岸近くの林縁に生えていた
「フウトウカズラ」をお届けします。

「フウトウ」は封筒ではありません_(・_.)/ コケッ。
「風藤蔓」と書きます(^っ^;)。
「風藤」とはどんな植物をさしているのか?定かではないようです。

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気根を出し、大きな木に絡みつく長さ10メートル以上に伸びる
常緑つる性殖物です。

葉は互い違いに付き、1~2センチ程の葉柄があり、葉全体は卵形で
6~12センチ程、基部はハート形、先は尖ります。

葉裏には軟毛が生えていました↑。

雌雄異株です。

4~6月に3~8センチ程のひも状のクリーム色の花を、
葉と向き合ってぶら下げるそうです。

10月頃、直径4~6ミリ程の球形のコショウに似た実を房状に付け、
12~3月には赤く熟すそうですが、未だに見ることができない
でいます(u_u;) 。

関東南部以西、四国、九州、琉球に分布します。
潮風が吹いてくるような所に生え、あまり内陸部にはないようです。

コショウ科の植物です。