ムクノキの樹肌

雨上がり~、街路樹が涙をためている~♪
きょうはとてもお洒落な某喫茶店でムクノキを見つけたので、
お届けしたいと思います。

ムクノキは山地に生えますが、公園や神社にも植えられています。
ムクドリやハト、ヒヨドリなど少し大きな鳥により種が運ばれ、
街でも見られますが、かなり高木になるので、人家に植えられた
ものは初めて見ました。

ムクノキは樹肌がかなり特徴的です。
少し前から喫茶店の窓から見える樹肌が気になっていました。
きょうは雨上がりのせいか?この前より少し赤味が強めの灰褐色
に見えました。
上を見上げて撮ると樹皮が灰色で白っぽい縦縞模様が見られます。
風にそよいで葉が一見丸っこく見えますが、縁のギザギザや側脈は
はっきり見えます。↓

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

女主人が葉をとって下さったので、ムクノキの確証がとれました(*^^)v。

まずは葉に触るとざらつきます。
葉の表裏共に短い毛があるからです。
葉は卵状長楕円形で、先はシューッと細くなっています。
葉の元は広い楔形で、左右非対称です。
縁にはギザギザがあり、三主脈があり、その両側に側脈が見られます。

ムクノキの成木は灰褐色がかり特徴的な縦縞の樹肌です。
10日ほど前に撮ったものをご覧にいれます。

老木になると筋が割れて短冊状に剥がれていきます。

併せて読んでいただきたい過去記事はこちら↓
ムクノキ
ムクノキの実

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シラキ

お昼過ぎに雨も上がり、玄関のナンテンの花が
こぼれていました。

さて、きょうは・・三重県の渓谷で出逢った
「シラキ」をお届けします。
「白木 」と書きます。
材が白いので白木と名付けられたようです。

(写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

高さ4~6メートル程の落葉小高木です。
葉裏は淡緑白色です。
葉は互い違いに付き、長さ5~15センチ程で
先は尾状に尖っています。

5~7月に黄色い花を付けます。

その他、紅葉が綺麗なことで有名な木だそうです。

本州(岩手県・山形県以南)、四国、九州、琉球に分布します。

トウダイグサ科の植物です。

☆むしふぁぶテスト中

ハナイカダの雄株

おととい、マンションのエビネが数輪咲きました。
街路樹の下で信号待ちをしていたら、足元にどこかで見た花が
いくつも落ちていたので、見上げたら、やっぱり!
イチョウの雄花がたくさん付いていました。

さて、先日訪れた可児川岸の植物をお届けしたいと思います。
隣りに川が流れて、反対側は崖があり、足元がぬかるんでいる
細い道を通り抜けると、光が射す所にあれっ?またまた、どこかで
見たような植物が・・。
葉に透けて見えるのは?

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

小さな花の蕾のシルエットでした。
ハナイカダでした。
よく見ると雄株でした。
きょうは「ハナイカダの雄株」をお届けします。

光沢がある葉は互い違いに付き、縁には浅いギザギザがあり、
その先は芒(のぎ)状になっています。
葉の中程に雄花の蕾がいくつか集まっています。
まだ、花は開いていませんでした。

高さ1~3メートル程になる落葉低木です。

湿り気のある所が好きなようです。

ミズキ科の植物です。

過去記事はこちら→
ハナイカダの花