ハリギリ

赤く色づいたナツヅタが冬の陽に照らされています。
きょうは「ハリギリ」をお届けします。
「針桐」と書きます。
若い幹や枝に棘が多く、白い材色がキリに似ることから
名付けられました。
別名はセンノキ(栓の木)と呼ばれます。
若い個体↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

生長した幹は直立し、高さ10~20メートル、
大きいものは30メートルになるようです。
近所のお宅のハリギリは2階の屋根より大きく育っていて、
7~8月、枝先に淡緑色の多数の散形花序を出し、
よく目立ちます。

写真の木は若いので鋭い棘があります。
葉柄は長さ10~30センチ、葉は掌状に5~9裂し、
径10~25センチと大きいです。
肥えた土地に自生します。
北海道、本州、四国、九州に分布します。
ウコギ科の植物です。

モミジバフウ

きょうでもう10月も終わりですね。
台風が2回も来た10月でした。

さて、10月初めに撮ってまだアップしていなかった植物の中から
「モミジバフウ」をお届けしたいと思います。

カエデの葉に似たフウ(漢名「楓」の音読み)という意味で
名付けられました。

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別名は「アメリカフウ」と呼びます。

北米中南部~中米の原産で、我が国には大正時代に渡来しました。
秋に紅葉し、公園や街路樹に植栽される落葉高木です。

葉は5~7裂します。

樹皮は淡い褐色で浅く縦に裂けます。

垂れ下がる球形の実には堅い棘があり、秋~冬に茶色に熟します。

マンサク科の植物です。

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エゾエノキ

ここずーっとお天気が雨模様ですが、あすはこちらにも
台風が来るかもしれないとのこと・・、
またベランダの鉢植えの移動が必要かな?と思いつつ、
きょうは三河の山地で出逢った「エゾエノキ」をお届け
したいと思います。

「蝦夷榎」と書きます。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

山地に見られる雌雄同株の落葉高木です。
高さ15~20メートルになります。

葉は互い違いに付き、葉の縁には基部から先まで
尖ったギザギザがあります。
卵状楕円形の葉の咲きは尾状に伸びて鋭く尖っています。
また、側脈は葉縁に達していないようです。
葉裏は緑灰色で葉脈が浮き出ています。

花や実も見たいものです。

北海道、本州、四国、九州に分布します。

ニレ科(APG分類ではアサ科)の植物です。

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