オガサワラビロウ

昨日はとても暑い一日でした。
今日もかなり暑いですぅ・・(^^#);;
朝から庭にコシアキトンボが姿を見せています。
玄関やベランダの木立ベゴニアも次々と雄花から雌花に
変身しています(^^)。

さて、きょうは東山温室中央ヤシ室にある
「オガサワラビロウ」をお届けします。
小笠原諸島原産の15メートル程にもなる常緑高木です。
葉は掌状で深く切れ込んでいて、
径90~120センチ程にもなります↓。

幹は、葉柄が落ちた痕の環状模様が特徴です。
果期は1月頃。この写真も1月に撮りました↓。

艶々した深緑色の雫形の実がびっしりと付いています。
長径が3センチ程の大きな実です↓。

果肉は少なく皮の下はすぐ硬い種なので、人には食べる
ところがないらしいです。
小笠原諸島ではこの葉を「シュロッパ」と呼び、その
しっかりした繊維の葉を、屋根葺きなどに使っていた
そうです。
また、籠にも編んでいたようです。
ヤシ科の植物です。

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☆本日、mushifab更新しました。
「コシアキトンボ その2」です。
こちらへもお立ち寄りいただけるとうれしいです(^^)。

ノグルミ

雨の中、アカンサスアガパンサスオリヅルラン
花が咲いてます。
雨が小やみになると、小鳥のさえずりが聞こえてきます。

きょうは少し前に撮った「ノグルミ」をお届けします。
高さ5~10メートル程の落葉高木です。
高いものでは20メートル程になります。

葉は互い違いに付き、奇数羽状複葉で、
長さ20~30センチ程です。
葉先は鋭く尖り、縁には尖ったギザギザがあります。
雌雄同株で、左側に緑色で直立した雄花が数本
見えています。
右側に茶色になった去年の実が2個付いています。

花期は5~6月。
東海地方以西の本州、四国、九州に分布します。
クルミ科の植物です。

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☆本日、mushifab更新しました。
「緑の中のスズメ宿」です。
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シンノウヤシ

朝早くからカラスの大きな鳴き声で、目が覚めました (^^;)。
きょうは東山温室前館にある「シンノウヤシ」を
お届けします。
ラオス原産で、学名からロベやロベレニィーなどと
呼ばれています。
中央ヤシ室に昭和12年から植えられていたシンノウヤシの
雄株と雌株です↓。

見上げる程の立派なシンノウヤシは、フェニックスの
仲間で常緑です。
直立し、羽状複葉で、幹の表面には葉柄が落ちた跡が
小突起状に残り、独特の樹肌です↓。

高温多湿を好み,温室内で越冬します。
ヤシ科の植物です。

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