サンシュユの実

時々散歩する道にまだサンシュユの赤い実が見られます。
きょう撮ったサンシュユの実です。↓

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「山茱萸」と書きます。
山茱萸(やまぐみ)の音読みで名付けられました。
秋のグミのような赤い実を珊瑚に例えて「アキサンゴ」とも呼ばれます。

この木は高さ5メートル程でした。

長さ1.4 センチ程の細長い実は赤い宝石のようです。
瑞々しく美味しそうですが、渋いらしい(>_<)。

中の種を取り除き、乾燥させた実は生薬に利用されるようです。

葉の葉脈は平行に走っています。

ミズキ科の植物です。

過去記事はこちら→サンシュユサンシュユの実と冬芽

ムクロジの実

秋もすっかり深まり、朝晩かなり冷え込むようになってきましたね。
時々散歩するルートにムクロジがあります。
きょうは「ムクロジの実」をお届けします。
「無患子」と書きます。
患う子どもが無いという意味のようです。

直径は1.5~2センチ程、ちょっと前までは緑色だった実が、
今は琥珀色になっています。

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果皮はサポニンを含み、水を泡立てる働きがあるので、
かつては石鹸として洗濯などに利用されていたそうです。
果皮を剥ぐと、真っ黒な種子が顔を見せるそうです。

実をとってみたいのですが、高さ15~20メートルにもなる落葉高木
なので、実がとれる位置にありません^^;

(上の写真の右の深緑の葉はビワの葉です。)

実の中に1個入っている種子はとても堅くよく弾むので、羽子板の
羽根の玉に利用されたり、また数珠にも利用されるそうです。

雌雄同株です。

本州中部以西から四国、九州、沖縄の山地に分布します。

ムクロジ科の植物です。

フユザンショウ

外気温が低く、冬のような一日でしたね。
少し雨もパラついて肌寒かったので、今年初めてダウンコートを
着ました。まさに、冬ざんしょ・・

ということで、きょうは「フユザンショウ」をお届けします。(*^m^*) ムフッ
「冬山椒」と書きます。
冬でも葉を落とさないので冬山椒と名付けられました。

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葉の幅が広くて厚く、縁にはゆるいギザギザがあります。
葉の軸の両側に、幅の非常に狭い葉が付いているのがわかりますか?
これを翼(よく)といいます。

また、枝には鋭い刺が付いています。

赤い実の表面はよく見るとでこぼこしています。

関東地方~沖縄に分布するそうです。

ミカン科の植物です。