ムクノキ

きょうは何年ぶりかに熱田神宮に行きました。
暑かったけれど、玉砂利を踏んで鎮守の森に入ると、
ひんやりしていい気持ちでした。
さすが、神社は都会のオアシスです。
巨大なクスノキはじめ、サカキやカクレミノ、シラカシ、マテバシイ、
イスノキ、クロマツ、クロガネモチ、モチノキ等々ありました。
帰りに駐車場の上にかかった木を見上げると、青い実が付いていました。

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高木でしたが、なんとか一番下の葉を触ることができました。
葉は薄く、ザラついていました。
互い違いに付いた葉の縁にはギザギザがあります。

「ムクノキ」でした。
「椋木」と書きます。

見上げて撮ったので葉裏が写っています。↓

今、緑色の実は10月頃、黒く熟すそうです。
黒くなった実は甘くて美味しいそうで、ムクドリはじめ鳥たちの
ご馳走になるそうです。

関東以南の本州から四国、九州の山地~低地の森林内に自生し、
神社でよく見られます。

ニレ科の落葉高木です。

ムクロジの青い実

本日、立秋とは言うものの、日中は酷暑でたまりませんでした。
2日前よりクロアゲハの幼虫の姿が見当たりません。
鳥にでも食べられてしまったかしら?

気をとり直して・・
時々散歩するコースにあるサンゴジュの実が赤く色づいてきました。
きょうは同じコースにあるムクロジの青い実をお届けします。

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少ししか実が付いていないけど・・

5倍ズーム ギリギリで・・

2個が1個になったような?こんな実も・・

ただし、上の写真で濃い緑色の葉と右に見える細長い実は、
アメリカキササゲです。

晩秋になるとモクロジの実は飴色に変化します。

過去記事はこちら→ムクロジの実

コクサギ

2~3日前に実家に行った時、垣根に深い赤ワイン色の
クレマチスが咲いていました。
どうもグレイブタイ・ビューティーという名のようです。
花瓶に挿して、つかの間楽しみました。

きょうは滋賀の山の沢沿いにあった「コクサギ」をお届けします。
「小臭木」と書きます。
文字通り「小さな臭い木」という意味で、葉を揉むと独特の臭気が
あります。

そして、一番の特徴は葉の配列にあります。
一見、単純に互い違いに葉が付いているように見えますが、
よく見ると、2枚づつ互い違いになっている所があります。↓

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葉は柔らかく、長さ5~13センチ程で表面は光沢がありました。

コクサギは雌雄異株です。
写真を撮った木は雌株のようで実が生っていました。

実は1~4つに分かれています。↓

ミカン科の植物です。