コクサギ

2~3日前に実家に行った時、垣根に深い赤ワイン色の
クレマチスが咲いていました。
どうもグレイブタイ・ビューティーという名のようです。
花瓶に挿して、つかの間楽しみました。

きょうは滋賀の山の沢沿いにあった「コクサギ」をお届けします。
「小臭木」と書きます。
文字通り「小さな臭い木」という意味で、葉を揉むと独特の臭気が
あります。

そして、一番の特徴は葉の配列にあります。
一見、単純に互い違いに葉が付いているように見えますが、
よく見ると、2枚づつ互い違いになっている所があります。↓

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葉は柔らかく、長さ5~13センチ程で表面は光沢がありました。

コクサギは雌雄異株です。
写真を撮った木は雌株のようで実が生っていました。

実は1~4つに分かれています。↓

ミカン科の植物です。

オヒョウの実

今朝、レモンの花が6個も花開き、ベランダは甘酸っぱい香りに
包まれました^^。
ピンク色が可愛いザ・フェアリーも咲いてきました。
朝からいい気分でした^^。

さて、きょうは「オヒョウの実」をお届けします。
オヒョウは北海道のアイヌ語で、樹皮でアイヌの人の着物(アッシ)を
作ることに由来するそうです。
なので、アッシ、またはオヒョウニレという別名があります。

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オヒョウは高さ25メートルにもなる落葉高木ですが、写真のは
若いオヒョウだったので高さは3~4メートルでした。
花はもう終わったようで、実が付いていました。

オヒョウの実は6月頃に褐色に熟し、長さは1.5~2センチ程で、
円形から広い楕円形で扁平です。翼果というそうです。

葉先がフォークのように切れ込む葉は特徴的です。
先が尾状の葉の他、この写真の葉のように3~5裂するものが
混じっています。
図鑑によると9裂のものもあるそうです。
また、葉は縁に重鋸歯(2重のギザギザ)があり、互い違いに付きます。

葉の両面には毛が生えており、触るとザラザラします。

北海道、本州、四国、九州に分布し、山地に生えます。

ニレ科の植物です。

オニシバリの実

スーパーでケムリノキ(煙の木)が売られていました。

きょうは面白い名前の「オニシバリ」をお届けします。
「鬼縛り」と書きます。
樹皮の繊維が丈夫で、鬼を縛ることもできると言うことから
名付けられました。
夏に落葉して幹だけになってしまうので、ナツボウズという
別名があります。

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林内に生える低木です。

葉は長楕円形で枝先に集まって互い違いに付きます。

緑の実は熟すと赤くなるそうです。

本州(福島県以西)、四国、九州(中部以北)に分布します。

ジンチョウゲ科の植物です。