ノグルミの実

本日、暦の上では大寒でしたが、こちらは12度まで上がり、
お出かけ日和でした。
きょうは「ノグルミの実」をお届けします。

樹がクルミに似ていて、野に生えることからノグルミと
名付けられました。

冬の気配とともに葉は落ち、茶色くなった実が見られますが、
10メートル程の高木なので上を見ないと、見つけられません。

ノグルミの実は、見た目が全然クルミの仲間とは思えず、
とげとげしているように見えます。

残念ながら、いわゆるクルミとして人間の食用にはなりません。

オオバヤシャブシの実に似ています。
実はトゲトゲの松かさ状?、ハリネズミの様で、その中に種が
挟まっており、種は風に乗って飛んで行きます。

樹皮は灰色ぽく、縦に浅く裂けます。

夏に咲く花も是非見たいものです。
本州の東海道地方以西、四国、九州に分布します。
クルミ科の植物です。

ダイダイ その2

11日の鏡開きも済み、
きょうは大学入試センター試験二日目ですね。
受験生、頑張れ~\(^o^)/!!

さて、先日、お友達の家に行った時、お庭の青い
ダイダイが目に付きました。
以前に他所で見たダイダイとちょっとヘタ?の部分が
違っていました。
ヘタ?の部分がしっかり盛り上がっていました。

葉は互い違いに付き、卵形~卵状披針形をしています。
葉は革質で先は尖り、葉縁には小さなギザギザがあり、
葉柄には小さな翼(よく)が付いています。
枝には刺があります。
皮は厚く、外の皮に油点が密に分布しています。
未熟な実を二つ割りにして乾燥したものは
枳実(きじつ)と言い、漢方薬で使われます。
ミカン科の植物です。

過去記事はこちら→ダイダイ

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ケンポナシの実

きのうは、こちら名古屋でも小雪が舞いました。
きょうも底冷えのする一日でした。
でも寒い中、水仙が咲いているのを見つけました。

さて、きょうは・・山の林内で今年11月に出逢った
「ケンポナシの実」をお届けします。
高さは15~25メートル程になる落葉高木です。

樹皮は灰褐色で、若いうちは縦縞があるだけで
滑らかですが、大木になると縦に浅く裂け、
写真のように薄く剥がれます。↓

葉は互い違いに付き、左右に2個ずつ葉の付くことが
多いようです。
長さ10~20センチ、幅7~14センチ程の葉は広卵形で
質はやや薄め、縁には低いギザギザがあります。
3主脈が目立ち、葉裏に隆起します。

9~10月になる実は径7~9ミリの球形ですが、
果肉はほとんどありません。
代わりに果柄が膨らみ折れ曲がって果肉になり、
紫褐色から12月には暗褐色に熟し、食べられます。

北海道、本州、四国、九州に分布します。
クロウメモドキ科の植物です。
過去記事はこちら→ケンポナシ

☆今年もあとわずかとなりました。
これでfab2017年最後の更新とさせていただきます。
fabには今年もたくさんの方にお立ち寄りいただき、
有難うございました。
それでは皆様、良いお年をお迎えくださいm(_ _)m。