桐紋の皿

年末で何かと慌ただしい日々が過ぎていきますが、午前中、
年賀状をポストに投函しに行った帰り、久々に近所を歩いて
一周してきました。

センダンの実がたわわになっていました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

びわの木にはビワの花はほとんどなくなっていましたが、
はぜたツルウメモドキの実
付いていました。
(後ろの木はカナメモチのようです。)↓

その他、カクレミノの実はだいぶ鳥に食べられたようで、
少なくなっていました。

さて、きょうは、桐紋の図柄のお皿をお届けします。

桐紋(きりもん)とは、キリの葉や花を図案化したものです。
花の数が3-5-3の五三桐(ごさんのきり)が一般的です。
五大紋=片喰(かたばみ)、木瓜(もっこう)、鷹の羽、藤、桐 の
一つで、、特に江戸庶民の間では五三桐は多く普及し、
紋付きの貸し借りができたそうです。
今でもレンタル着物の紋の種類のトップは「五三の桐」だそうです。
「五三の桐」だとレンタルとわかってしまうので、シール状に
なっている家紋を貼るのも有りのようです。
ちなみに我が家の家紋は桐紋ではありませんが、
この桐紋のお皿は我が家では出番の多いお皿のひとつです。
実家からもらってきたものですが、お皿の裏に「日陶」の文字が
あります。

ヒマワリ随想

連日の強い日差しで、とうとう日焼けしてしまいました(^^;)。
きょうは青空をバックにすると最高に映える花、ヒマワリを題材に
お届けしたいと思います。
でも最初にお断りしておきますが、今回の写真は部屋から
ベランダ越しに撮ったゲージツシャシン?ぽくなっておりますので
ご了承願いますm(_ _)m。

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外側の花(舌状花)は黄色で、内側の花、中心のこんもりした所は管状花、
あるいは筒状花ともいいいます。(ピンボケでごめんなさい)

さて、 ヒマワリはその大きな花の形が太陽を思わせ、鮮やかな黄色が
元気を与えてくれる植物ですね。

そして、ヒマワリといえば、
昔は・・、
♪誰のために咲いたの それはあなたのためよ~(で始まる)
      <中略>
♪恋の夢を求めて回るヒマワリの花・・♪
伊藤咲子さんの「ひまわり娘」ですね~。

ここで一服。
下の写真はヒマワリの筒状花です。↓

そして、今は・・、
♪どうして君が泣くの まだ僕も泣いていないのに~(で始まる)
      <中略>
♪ヒマワリのような 真っ直ぐなその優しさを 温もりを全部・・♪
秦基博さんの「ひまわりの約束」 の歌詞ですね~♪

ここでまた一服・・(筒状花のアップ)↓

ヒマワリは北アメリカの中西部~メキシコの原産です。
16世紀にはヨーロッパで栽培され、わが国にも江戸時代に渡来しました。

昔、実家にあったヒマワリも夏休み頃に開花し、高さ2メートル程で
しっかと立ち、径20センチ程の大きな花を天辺に横向きからうつむき加減に
付けた姿は子ども心に立派で大きいなぁと思ったものでした。
まさに太陽の花でした。
ヒマワリの花の下でシャワーしたいよ~(笑)
確か 夏休みの家庭科の宿題で、洋服カバーを作りましたが、
薄い黄色の布にヒマワリを刺繍した覚えがあります。
葉も緑のハート形で互い違いに付き、縁には粗いギザギザがあって・・。
葉は触ると裏表ともザラザラしていますね。

園芸品種には巨大輪のものから中小輪までたくさんの種類があり、
草丈10センチ程の鉢植え向きのものや、花色も黄色以外にレモン色や
臙脂色、花の咲き方も一重だけでなく八重のもあり、バラエティーに
富んでいます。

その他、栽培用のものの種は食用とし、食用油も採ります。

キク科の植物です。

カーネーション

八重桜もそろそろ終わり掛けのおととい、
おばが90歳で亡くなりました。
いつも元気ではきはきしていて、リュック姿に
スニーカーを履いた姿が瞼に浮かびます。
その姿で、活動的な彼女は、丹精込めて作った花を抱え、
義母宅にもよく立ち寄ってくださいました。
あれこれとよくお世話をしていただき、感謝でいっぱいです。
もう一度「ありがとう」を込めて・・。

(写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

・・・

そして、井上陽水の「白いカーネーション」を贈ります。

・・・。

そういえば、カーネーションはもうすぐ来る母の日の花
として有名ですね。
毎年花を咲かせる多年草で、ナデシコの仲間です。
地中海沿岸の原産で、我が国には江戸時代初期にオランダ
から渡来し、現在広く親しまれているのは交配種です。
スプレータイプのものも、よく出回っていますね。
鉢植え用の矮性のものなどもあります。

ナデシコ科の植物です。