島の友達

風もなく割合すごしやすい日でした。植物たちも元気そうでした^^。

さて、先回までは島の植物を順にお届けしてきましたが、きょうは、
島の海岸べりから山際にかけて出逢った友達を紹介したいと思います。

フウトウカズラを見つけた後、実がいっぱい付いたヒヨドリジョウゴを
撮っていたら、いきなり山の方から猛禽類の鳥の影が・・。
電柱の天辺に止まってくれた・・多分、「ノスリ」↓

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

また、海辺沿いに少し歩くとカキの殻がいっぱい積んであり、
少し歩くと、一羽のカモメがいてくれた・・「セグロカモメ」↓

それから、ウバメガシの林を見ながら山の方へ道なりに歩いて行くと、
あるわ、あるわ、植物が・・。マサキの実やヤブツバキ、マンリョウの
赤い実、キブシの黒く硬くなった実、カンアオイ、コウヤボウキの花、
ツワブキ、サンキライの赤い実、シキミの花等々。

そして山から時々のぞく海では、何やら岩の上に鳥の姿が二つ、三つ
四つ・・・↓

山からの帰り、先ほどの岩の鳥が撮れるチャンスが来ました。
多分、左からウミウ、2番目もウミウ、3番目はオオセグロカモメ、
4番目はウミウ。↓

帰り5時頃、最後のお友達、多分、ウミネコの幼鳥?
そろそろ夕日の時間になってきたし、よくわかりません^^;↓

間違ってたら、教えてくださいね。
もう、お家に帰るのかな?

さようなら~♪皆、元気でね~!

ピカソ展にて

日曜の午後、暖かい日差しがあります。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
時々通る坂道に大きなクロガネモチの木があります。
まだ、こんなにたくさんの実を付けています。↓

(写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

さて、写真とは全然関係ないのですが、きょうは島の植物を
お休みして、久しぶりにfabのa、ARTの記事でお届けしたいと思います。

きのう、美術館へピカソ展を見に行きました。
なんと会場で、私には7年ぶりに遇えた絵がありました。
それはこちら・・
過去記事→
海辺のジプシー娘

きのう見た絵は「ロマの女」という題が付いていて制作は
1900年でした。
んっ?(°_。)?(。_°)?
過去記事の題は「海辺のジプシー娘」で制作年は
1898年となっていました。
でも、確かに同じ絵でした(ハズ)。
この過去記事の出典は1963年河出書房発行の世界の美術23 Picasso
です。
2年の誤差があるけど?
7年前に三重県立美術館で見た時は題名や制作年とか全然頭になく、
ただ漫然と絵を眺めていたようです
・・まっ、いいかー C<*_+ )。

44.5×59センチの大きさの厚紙にパステルと油彩で描かれた絵を
今回よく見ると、新しい発見がありました。

背を丸めて座っている女性の腕には、赤ちゃんが抱かれており、
彼女の表情には疲れや不安のような雰囲気が漂い、しばし、
海の彼方にうつろな視線を投げかけて、何やら想いに耽っている
ように思われました。

きのう見た生の絵では、画面右の海の色はとても明るく美しく
キラキラしていた印象でした。
私が以前にfabに掲載した画像は青紫がかっていますが、
今回見たのはもっと生き生きとした青でした。
バルセロナの海を描いたものだったようです。
画面の左右、対角線上で明暗が分かれる感じがしました。

そして、彼女の背の向こうには赤いスカートをはいた女性の姿が
描かれているのに気がつきました。
浜辺にいる彼女を呼んでいるのでしょうか?
あと、彼女の上に着ている衣服には複雑にいくつも色が使われて
いたのが印象に残りました。

帰宅後に調べたら、ロマというのは迫害や差別を受けた
少数民族だそうです。
はたち前に描いたこのピカソの絵は、心の襞まで映し出す
素晴らしい作品だと思いました。

潮風に吹かれて

きょうも最高気温でも3度程!さぶっ!!
さて、きょうで離島シリーズ6回めです。
でも、ここで一息入れ、少し振り返りたいと思います。
ご用とお急ぎでない方はお付き合い下さいネ^^。

鳥羽の港から島へ向かう船に乗る間際に撮った写真です。
人魚2人とカモメが船の上に見えます。↓

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

島の桟橋を降りて右手を見て(≧[◎]oパチリ!

進路を左手にとり、海べ沿いに歩いていく。

海には白い船の姿が・・、手前の水底は澄んでいました。

少し歩くと海と分かれ、自然と右の道に導かれます・・。

すぐに上り坂になりはるか下に海が見えます。
足元には潮風に匂うようなスイセンが・・一叢。

写真を撮りながら歩いて行くと、山は下り坂になり、
潮騒も聞こえてきました。

クロマツや赤いヤブツバキが一輪見えました。

では、きょうはこの辺で・・ごきげんよう♪
この後、まだ植物探索は続きます。