ワルナスビ

連日の猛暑、お見舞い申し上げます。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
こちらは例年よりも暑い夏ですが、何といっても
普通の生活がおくれていることに感謝したいと
思っています。

さて、きょうは・・
里山の道端で出逢った「ワルナスビ」をお届けします。
葉や茎が刺だらけ、地下茎で繁殖し強健なので始末に困る
ところから「悪茄子」と名付けられたようです。
高さは40~70センチ程。

茎には毛があり鋭い刺があります。

葉は両面に星状毛が密生し、葉裏の主脈上に刺があります。
触ると、かなり痛いです。

ガクの背面に毛があり、径3センチ程の花は白色~淡紫色で、
5裂しています。

花期は6~10月。

*全草がソラニンを含み有毒です。
北アメリカ原産で明治時代に渡来しました。
今では要注意外来生物に指定されています。

ナス科の植物です。

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ネムノキの花

午後からどんどん気温がうなぎ上りです。
セミもしきりに鳴いています。
ベランダの緑のカーテン、今年はゴーヤにしましたが、
2個ぶら下がっています。
木立ベゴニアは暑いのが好きで、次々と花を付けています。
ベランダの影に咲いている
ノハカタカラクサ
は涼し気です。
きょうは「ネムノキの花」をお届けします。

「合歓の木」と書きます。
夜になると、ゆっくりと小葉を自分で閉じて重ねるそうです。
それを眠っている様子ととらえ、眠りの木=ねむの木と
名付けられたようです。
「合歓」という字も逢瀬の幸いを当てたもののようです。
ほんのりと煙るように咲く薄紅の花も幻想的ですネ。

また、紅色っぽい長い糸状の多数の雄しべや黄色の葯は
目立ちますが、その下に見える薄緑色の花びら(先は5つに
分かれています。)やガクは小さく目立ちません。
雌しべは1本です。

高さ10メートル程になり、川岸や原野などに生えます。
本州、四国、九州、沖縄に分布します。
花期は6~7月です。
マメ科の植物です。

ネムノキの過去記事はこちら→ネムノキ

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ヤマアジサイ その2

朝からよく雨が降っています。
鳥の声もしません。
ただ、雨の音が聞こえてきます。
きょうは 「ヤマアジサイ その2」をお届けします。
2週間程前に里山の沢沿いでひっそりと
咲いているのを見つけました。

葉は薄く光沢がなく、長さ15センチ程の楕円形で、
葉の先が尾っぽ状に伸びています。

白色が清楚です。
まわりに同じく白色の装飾花があります。

関東地方以西の本州、四国、九州に分布します。
APG分類では「アジサイ科」の植物です。

過去記事はこちら→ヤマアジサイ

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