イロハモミジの花

きょうから10連休の方もいらっしゃることと思います。
朝から10連休関連のニュースが流れています。
風が強いので、猿投山の姿が窓からくっきりと見えます。
数日前から昔、友人から頂いたキンギアヌム
十数年ぶりに花を咲かせてくれています。
先日のこと、車で出かけようとしたら、ケヤキの花が大量に
駐車場に落ちていて・・・
特にフロントガラスに花が粘液と共にへばりついていて、
前が見えないほど・・(>_<)。
早速、洗車しましたが、今年は特に大量に落ち、洗ってる
最中にも上から細かい花がすぐに落ちてくるので、
いたちごっこです・・(^_^;;)。

きょうは、ケヤキが大量の花を落とすちょうど今頃、
花を咲かせる「イロハモミジの花」をお届けします。
落葉高木です。
若木の樹皮は緑色でなめらかですが、
成木の樹皮は淡灰褐色で、縦に浅い割れ目が入ります。

新芽を覆っている紅い鱗片葉がきれいです。
若芽はまばらに軟毛がありますが、後に無毛になります。

葉は4~7センチ程で縁にギザギザがあります。
葉は5~7裂しています。新芽時に葉先が紅に染まります。
新葉の展開と同時に開花するイロハモミジ。
5ミリ程の小さな赤色の花がたくさん付いています。
枝が赤で、花の付いている枝(花柄)や葉先が赤、
5個のガクも花びらもまでも赤いです。

雌雄同株で、通常一つの花序に両性花と雄花が混生します。
花びら、ガク片共に5個あります。
外側の暗紫~赤紫色をしたものはガクです。
花びらはクリーム色で目だちません。
雄花は8個の雄しべだけがのびています。
葯は紫色です。
両性花は短い雄しべを持ち、雌しべは1個で、
花柱は先が2裂し、外に曲がっています。

本州(福島県以西太平洋側)、四国、九州に分布します。
ムクロジ科の植物です。

過去記事はこちら→イロハモミジ

イヌコモチナデシコ

今朝、雨が降った街の舗道にたくさんのイチョウの雄花
見つけました。
近くの雑木林沿いの舗道にはアベマキの尾状花序がどっさり
落ちており、マンションの階段や舗道には数日前から
ライスシャワーのように降ったおびただしい数の
ケヤキの花が落ちています。
どれもそれと気付かないような地味な花ばかりです。

さて、きょうは日当たりの良い道端で出逢った
「イヌコモチナデシコ」をお届けします。

ヨーロッパ原産の帰化植物です。
草丈は20~30センチで、地際の葉はこんなふうでした↓

細い葉は向かい合って付き、線形です。
葉の基部は合着しています。

直立した茎には腺毛が密生していました。

アップで・・腺毛が見えますか?

花はこんなふうでした↓

淡紅色の花は花びら5枚で、それぞれの先はV字状に
2裂します。
指入り写真で失礼します(笑)

花期は4~5月です。

ナデシコ科の植物です。

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ドウダンツツジの花

今年も、マンションの桜も葉桜となって、ホッとする
ような、寂しいような気がします・・。
ソメイヨシノに代わって、重たげに花房を下げた
八重桜がよく見られるようになりました。
分離帯や生垣にはモッコウバラが咲いて
きました。

きょうは、落葉で耐寒性もあり、生け垣によく
使われている「ドウダンツツジの花」をお届けします。
花は小さな白い壺形です。

アップで・・↓

本州、四国、九州に分布します。
花期は4月中旬~5月上旬です。
ツツジ科の植物です。
併せて読みたい過去記事はこちら→ドウダンツツジの紅葉

<おまけ>:サクラ関連の過去記事はこちら→さくらいろ
サクラ さくら桜にお客様さくらのつぼみもふくらんで・・

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☆本日、久々にmushifab更新しました(^^;;)。
「ハスモンヨトウ」です。
こちらへもお立ち寄りいただけるとうれしいです(*^^*)。