ニガクサ

ベランダのキューリもそろそろ終わりです。
少し秋の気配が漂ってきた今日この頃です。

先週出かけた岐阜で出逢った「ニガクサ」をお届けします。
やや湿った半日陰に生えていました。

高さは30~70センチ程。
葉脈が深い葉は向かい合って付き、先は尖り、縁には
不揃いのギザギザがあります。
淡紅色の花の上唇は深く2裂し、雄しべと雌しべが
飛び出ています。
下唇の中央裂片は非常に大きく垂れ下がっています。
茎は四角形です。
花期は7~9月。
シソ科の植物です。

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メリケンムグラ

昨日はツクツクボウシとミンミンゼミの声に誘われ、
植物観察してきました~(^o^)。
きょうは岐阜の湿地に群生していた「メリケンムグラ」を
お届けします。
北アメリカ原産の帰化植物です。
1969年に岡山県で発見されました。

革質の葉は広線形で向かい合って付き、
縁には細かなギザギザがあります。
茎は四角で、稜上に長毛があります。

白色の花は葉腋に付き、筒状で先が4裂しています。
花びらには微毛があります。
雌しべの柱頭は深く2裂し、糸状で花より突き出ています。
雄しべは4本あります。

実は長さ1センチ程で、若い実は毛が密生します。
先端にガク片が2個残ります。

花期は7~9月です。
東海以西の本州、四国、九州に分布します。
アカネ科の植物です。

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イネの花

おとといの朝、窓を開けたらツウツクボウシの声が
聞こえてきました。今季は少し遅めの初鳴きでした。
1週間前に里山に出かけた時には盛大にツクツクボウシの
声が出迎えてくれました。
もう、夏休みも終わりですね。

きょうは里山で出逢った「イネの花」をお届けします。

イネの穂がすくすく育っていました。

近づくと・・
籾殻になる部分が開いて雄しべが飛び出ていました。


イネの花は花びらが無く、雄しべや雌しべを緑色の穎
(実ると籾になる部分)が包んでいるだけの地味な花です。


この写真を撮ったのは良く晴れた日で午前11時頃でした。
花が咲いているのは短い時間だけだそうで、ちょうどいい
タイミングだったようです。
穎の外に出た雄しべを残したまま穎が閉じ、その後、
穎の中に胚ができます。
初めはミルク状の胚が45日間程かけて固く熟していき、
穂がこうべを垂れ、黄金色に色づくと、いよいよ
収穫の時ですネ。
今年も美味しい新米を味わいたいものです\(^0^)/。

併せて読みたい過去記事はこちら→イネ

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