ゲンノショウコ

先日の土曜日、里山へ出かけたところ、コスモス
キバナコスモス、チェリーセージに紅白のヒガンバナ・・と
色とりどりの花、ウキウキします。
野原ではツリガネニンジンが楚々と咲いていました。
駐車場に着くと、筋雲が浮かぶ空にススキ野をバックに
赤トンボの群れが・・。
10月初めの森に入ると、夏とは明らかに違う風が吹いて
いましたが、まだツクツクボウシの声がお出迎え~♪

さて、きょうは・・「ゲンノショウコ」をお届けします。
「現之証拠」と書きます。
これを服用するとたちまち効き目が現れることから
名付けられました。
江戸時代の始め頃から民間の健胃整腸剤として
用いられていたそうです。

草丈は30~50センチ程です。
草全体にやや下向きの毛が生えています。
花柄の先に2~3個の花を付けます。

花色は濃いピンクの花の他、淡紅色、白花もあります。
西日本では紅花系が普通で白花の方が少なく
東日本では白花の方が多いらしいです。

葉は長柄があり向かい合って付き、形は掌状に3~5深裂し、
葉の縁はギザギザがあります。


花は5枚の花びらがあり、花びらには筋模様があり、
ガク片5枚、雄しべ10本あります。
雌しべは1本で先が5つに裂けます。

雌しべの柱頭部分を頂に残した若い緑色の実も
見えています。
つんと上向いた細長い筒状の実は、完熟した焦げ茶色の実に
成熟していきます。

開花期は7~10月です。
北海道、本州、四国、九州、沖縄に分布します。
フウロソウ科の植物です。

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「トラマルハナバチ」です。
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アメリカノウゼンカズラ

今年は近所の草むらのヒガンバナも1週間程遅れて
開花し、今咲いてます。
昨日から午前中にヒヨドリが何羽も庭木のカクレミノ
などに来て、盛んに鳴いています。

先月、偶然通った川べりの道端で、赤っぽい花がそこここに
付いた大きな茂みに出逢いました。
ノウゼンカズラかな?と思ったけど、何か違うなと・・
帰宅して調べたら、「アメリカノウゼンカズラ」でした。
きょうは「アメリカノウゼンカズラ」をお届けします。

北アメリカ原産で、葉は奇数羽状複葉です。  

               
ガクが花とほぼ同じ橙赤色で、切れ込み浅く短いのが特徴です。
トランペット形の花はノウゼンカズラより小さく
径3~4センチ程、花筒は6~8センチ程と長く、
先が5裂しています。

花期は7~10月です。

ノウゼンカズラ科の植物です。

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「ウリハムシ」です。
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イヌトウバナ

朝方は近所の空き地でツユクサの青とマルバルコウソウ
の朱色がコラボしてこれでもかと咲き誇っています。
昼間はまだ30度もあり暑いですが、木陰や夕方になると
心地良い風を感じることができるようになりました。
本当にに今月は何かと忙し過ぎて落ち着かず、更新が
なかなかできませんでした。
さて、気を取り直して、きょうは・・
山地の湿った木陰で出逢った「イヌトウバナ」を
お届けしたいと思います。

高さは20~50センチ程です。
葉は卵形、縁にギザギザがあります。
茎は四角形で下に曲がった短毛があります。
ガクに開出する長白毛が多い。
花は白色で淡紅紫色を帯び、長さ6~7ミリ程です。
輪状に数段付け、花の下唇中央裂片が大きいです。
花期は8~10月です。

北海道、本州、四国、九州に分布します。
シソ科の植物です。

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「アオイトトンボ」です。
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