ヨメナ

住宅街を運転していたら、道を茶色っぽい鳥が横切りました。
静かに進んでチラリと見たら、白い斑点のある紋付鳥、ジョウビタキの
♂でした。もう冬鳥の姿を見る季節なんですね。

さて、きょうは・・森に行った時に見た「ヨメナ」をお届けします。
「嫁菜」という名は春の若葉が食べられ、秋に美しい花を開く
ことからムコナ(シラヤマギク)に対してヨメナと名付けられたようです。
山野のやや湿った所などで見かけます。
一輪しか咲いていませんでした。
すぐ横に蕾がありました。
お昼少し前に撮ったのですが、夜露?が残っていました。
開いてそう間もない花か・・瑞々しい花でした。

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葉は互い違いに付いて、短い柄があり縁には粗いギザギザがあり、
よく見ると縁には微毛があります。
表面にやや光沢があります。
淡紫色の花はノコンギクとよく似ていますが、葉はノコンギクの
ようにはざらつきません。

春の若葉は菜飯、あえもの、天ぷらなど食用にされるそうです。

花期は7~10月です。

本州(中部地方以西)、四国、九州に分布します。

キク科の植物です。

ネコハギ

先日の台風はこちらではお昼頃抜けましたが、抜けて間もなく、
窓から小鳥の声が・・。
ベランダに出て、声の方向を探すと階下の庭木にエナガの姿が
5~6羽見られました。
エサを求めてやってきたようです。
えらいものだなぁ~と感心しました。

さて、きょうは・・先日、瀬戸で見た「ネコハギ」を
お届けします。
イヌハギに似ている事から・・また、イヌハギに比べ更に小型で
あることから、犬に対して猫でネコハギと名付けられたようです。

路傍や荒地など乾燥した場所にに生えます。

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茎は丈夫で開出毛 (茎や葉などの面に対して直角に伸びている毛)
を密生し、地面を這っていました。

葉は3つの小さな葉が集まり、ひとつの葉になっています。

葉は両面、そして縁にも黄褐色の柔らかい毛が密生しています。

7~8ミリ程の目立たない白い蝶形花が数個ずつ集まって付きます。
白色の花の中心付近に紅紫色の班紋があります。

花期は8~10月です。

本州、四国、九州に分布します。

マメ科の植物です。

ユーコミス

暑中、お見舞い申し上げます♪
連日うだるような暑さですが、皆様おかわりありませんか?
熱中症などで(;´ρ`) グッタリしないよう、人間もさることながら、
植物への水遣りも毎日欠かせません。ふ~(^_^;;)。

きょうはベランダの「ユーコミス」をお届けします。
ユーコミスというより、「パイナップルリリー」の別名で流通
していることが多いです。
花の茎の頂点には「苞葉」と呼ばれる葉っぱが付き、花の咲く姿が
パイナップルみたいなので、そう名付けられました。

5月下旬頃にお友達からパイナップルリリーの球根を2つ頂きました。
鉢に2ついっぺんに植えて2週間程したら、花芽が付きました。↓

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

それから2週間経ち、花芽がぐんぐん伸びてきました。↓

また10日ほど経ったら、初めて花が一番下に1つ開きました。↓

それから2日後↓
葉の幅は6センチ、長さは1メートル程もありました。

アップで・・↓

そして、どんどん下から順に花は咲き上がっていき、
昨日はほぼ満開でした。
ちなみに花序は1本が22センチ、もう1本は40センチ近くありました。↓

花茎は60センチ、直径は2センチ程ありました。

上の方の新しい花をアップします。↓

正直、とても大きくなるので、狭いベランダでは気の毒でしたが、
咲き始めから咲き終わりまで1ヶ月以上楽しめます(*^^)v。

南アフリカ、中央アフリカの原産です。

ユリ科(APG体系ではキジカクシ科)の植物です。