エイザンスミレ

連休疲れか?5月も10日と遅いスタートとなりました(^^;)。
きょうは筑波山の斜面に咲いていた「エイザンスミレ」を
お届けしたいと思います。

「叡山菫」と書きます。
比叡山に生えるスミレということで名付けられました。
ついに出逢えた~(*^^)v「エイザンスミレ」。

(写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

草丈は5~10センチ程。
葉は濃い緑色で、葉の元が3つに分かれて深い切れ込みが
あるのが特徴です。

花びらはやや波打っていて、ふわぁりとした大き目の花
という印象です。
側弁には毛があります。
花色はピンクから白色まで変化が多いようです。

本州、四国、九州に分布します。
が、日本海側には少ないそうです。

スミレ科の植物です。

☆fabもこの5月に入り12年目になりました。
ここまでやってこられましたのも皆様のおかげと
有り難く思っております。
どうぞ、これからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m。

☆むしふぁぶテスト中

ザイフリボク

朝から良いお天気、よその庭に赤のアマリリスや
シラン
咲いていました。

時々行っていた古書店が2週間ほど前に閉店したようです。
古書が天井まで積まれていて、お髭顔のスマートなご店主がいた、
結構好きな本屋さんだったのに・・寂しいかぎり・・(´∩`。)グスン。

さて、きょうは里山にあった「ザイフリボク」をお届けします。
数年来の願望が叶い、やっと出逢うことができました\(^o^)/。

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上を仰ぐと、まだ、花はチラホラとしか咲いて
いませんでしたが、うれしいです~♪(*^^)v
若い葉の両面(特に裏側)は毛が密生していて、
銀色に輝いて見えます。

花びらが細長く、采配(戦場で大将が指揮するときに用いた
何枚もの細く切った紙の房を棒の先につけた道具)の
様であるとの意味から、「采振り木」と名付けられました。

また、別名はシデザクラです。
シデとは、あの「紙垂」ですね~。
しめ縄や玉串、祓い串など、神道で用いる
白い和紙を切ってジグザグに折ってぶら下げるものですね。
これも、白くて細長い花びらからのネーミングのようです。

高さ5~10メートル程になる落葉の小高木です。
写真のは5メートル程でした。
灰色の樹皮には縦じま模様が出ていました。

葉は互い違いに付き、長さ4~9センチ程、
幅2.5~4センチ程の楕円形で
先は尖っています。
若葉の裏面や葉柄は白い軟毛が密生しています。

枝先に、細長くてわずかに波打つ白い花びらが5枚の花が
集まって咲きます。
多数の雄しべ、そして、葉の縁には細かなギザギザ(鋸歯)が
ありますが、これはバラ科の植物の特徴です。

岩手県以西の本州、四国、九州に分布します。

バラ科の植物です。

シロバナナガバノスミレサイシン

きょうからゴールデンウイークに入り、お休みの方も多いかと
存じますが、いかがでしょうか?
お天気もよくなりましたが、風が強く、窓から見えるアベマキが
白い葉裏を見せています。

さて、きょうは瀬戸市の里山の湿り気のある林内で見つけた、
「シロバナナガバノスミレサイシン」をお届けします。
「白花長葉の菫細辛」と書きます。
スミレサイシンの名の由来は葉がウスバサイシンに似ることから・・。
それに長い葉で白い花なので、「シロバナナガバノスミレサイシン」
と名付けられました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

草丈は5~12センチ程。
長さ5~8センチ程の葉は細長い三角状の卵形で、基部はハート形。
先が尖っています。
葉の縁にはギザギザがあり、全体に毛はなく葉は柔らかい感じです。
葉裏や茎は暗紫色を帯びていました。
白い花は直径2センチ程で花びらは細めです。
距(花の付け根が後ろに飛び出たもの)は太くて短く、
花と同じく白色です。
花の正面は残念ながら写真が撮れなかったのですが、
側弁の基部には毛がありません。
花が咲いた後の葉は大きくなり、長さ13センチ、幅6センチ程に
なるようです。

岐阜県や長野県に近い三河の山の中でよく見られる
日本の固有種だそうです。

3~4月に咲きます。

本州(関東以西の太平洋岸)、四国、九州に分布します。

スミレ科の植物です。