カラタチバナの花

きのうから7月に入りました。
6月24日にクマゼミの初鳴きを聞きました。
きのうも鳴いていました。
夏休みももうすぐですね。

さて、きょうは・・「カラタチバナの花」をお届けします。

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光沢がある葉は互い違いに付きます。
葉先は尖り、縁には波状のギザギザがあります。

白い花は開くと5つに深く裂け反り返ります。
ガクも反り返っています。

こちらもご覧下さい→カラタチバナの実

そして、*虫がお好きな方はこちらへもどうぞ→
☆むしふぁぶテスト中

ザクロ

梅雨の中休み、久しぶりに散歩に出たら、曇り空にアガパンサス
花が咲いているのに出逢いました。
マンションのアガパンサスは蕾がやっとほころびかけてきたところです。
少し行くと、道端にザクロの花殻がたくさん落ちていました。
上を見上げると艶やかな緑の葉に朱赤のザクロの花がそこここに・・。
きょうは「ザクロ」の花をお届けしたいと思います。

「石榴」、または「柘榴」と書きます。
ザクロはペルシャ北部の「安石国」からシルクロードを通って中国に
伝わり、形が瘤(こぶ)に似ていることから「安石瘤」と呼ばれました。
それを略して「石瘤」となり、さらに字を変えて「石榴(せきりゅう)」
としたようです。「 石榴(せきりゅう)」が訛って「ザクロ」に
なったとか?・・^^;

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葉には艶があります。
開きかけた蕾もありました。↓

開いた花・・
6枚の花びらがあります。↓

花の真ん中には黄色い雄しべがたくさんあります。
ガクは朱赤で肉厚、浅く6つに裂けた筒状です。↓

ガクを裂いて見たら、雄しべの花糸は朱赤、葯は黄色、
無数の雄しべの元の方に雌しべらしきものが1つ見えました。

原産地はイラン、地中海沿岸から西アジアが主産地で、
日本へは平安時代に中国から伝えられたようです。

ザクロ科の植物です。

過去記事はこちら→ザクロの実

虫とかお好きな方はこちらへもどうぞ→
☆むしふぁぶテスト中

タンナサワフタギ

時折、小雨まじりの中、斎場に行く途中にしっとりと
クチナシアジサイの花が咲いていました・・。

さて、きょうは「タンナサワフタギ」をお届けします。
「耽羅沢蓋木」と書きます。
タンナ(耽羅)は、発見地の済州島の古い呼び名のことだそうです。
山地に生えており、高さ3~5メートル程で落葉低木です。

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樹皮は灰白色で遠くからも幹が白っぽいので目立ちます。
古木になると薄く剥がれてきます。

葉は互い違いに付いており、先は尾状に尖っています。
縁には鋭く沢山の際立ったギザギザがあります。

花は雌雄同株で直径6~7ミリ程の白色の花を多数付けます。
花は5深裂し、白くて長い雄しべがよく目立ちます。

我が国では本州(関東地方以西)、四国、九州に分布します。

ハイノキ科の植物です。