アメリカフウロ

きょう、車の信号待ちで分離帯を眺めていたら、
あのアメリカオニアザミがコンクリートの隙間から
ニョキッと立っていました。
思わずスマホで撮りました(*^^)v

きょうは先回と同じく アメリカ・・と名が付く
帰化植物です。
「アメリカフウロ」をお届けします。
「亜米利加風露」と書きます。

北アメリカ原産で、淡紫色~ほぼ白色の花は
径5~7ミリ程です。
花びらには筋模様が見えます。
花びらもガク片も5枚あります。
高さは10~50センチ程です。

葉は大きくは5つに深く裂け、更に切れ込んで
いますが裂れ込みの幅は広めです。
花が終わると長さ2センチ程の実になります。
写真上の方に二つ、右下にうっすらと三つ、
直立した緑の若い実が写っています。

雌しべは1本で柱頭は5つに分かれています。
雄しべは10本です。
茎には短い毛が密生し、ガクの縁には長い毛が多いです。

花期は5~6月で、道端や荒れ地、河原、野原で見ます。
本州、四国、九州に分布します。
フウロソウ科の植物です。

参考記事→イブキフウロ

アメリカオニアザミ

梅雨らしいどんよりとした空・・
ベランダではデンドロビウムが終盤に入りましたが、
パセリの花が元気です。
きょうは5月末に日当たりの良い道路沿いで出逢った
「アメリカオニアザミ」をお届けします。

和名に「アメリカ」と付いてますが、本来は
ヨーロッパ原産のアザミです。
最初は、1960年代に輸入穀物や牧草に混じって
北米経由で北海道に入ってきたようです。

花は淡紅紫色で、葉には翼(ひれ)があり、
大きく鋭い棘が出ているたくましいお姿。

6月に入り、あのアザミ元気かな?と同じ場所を見たら、
あら?影も形もありません。
誰かに刈り取られたか、抜き取られたようです。

今は要注意外来生物になっていました。
北海道、本州、四国に侵入分布しているそうです。
キク科の植物です。

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☆本日、mushifab更新しました。
「ヒメウラナミジャノメ」です。
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ウマノミツバ

梅雨の晴れ間、かなり気温が上がり、蚊も出没しました(^_^;)。
きょうは山の湿り気のある場所で出逢った「ウマノミツバ」を
お届けします。
「馬の三葉」と書きます。
ミツバは食用になりますが、「ウマノミツバ」は香りもなく、
馬にでも食べさせるしかないという意味で名付けられたようです。
高さは30~90センチ程です。
花が咲いていました。

葉は3つに裂けています。
三つのうちの両側の葉が更に2つに裂け、5角形のように
見える葉もあります。↓

よく見ると、葉の縁には、ギザギザの間にまたギザギザが
あります。↓

花は白色で、両性花と雄花が混在しています。
鉤(かぎ)状の毛があるのは両性花です。

花期は6~9月です。
北海道、本州、四国、九州の山地の林縁に生えます。
セリ科の植物です。

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☆本日、mushifab更新しました。
「ブーメランみたいなアオスジアゲハ」です。
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