赤く色づいたナツヅタが冬の陽に照らされています。
きょうは「ハリギリ」をお届けします。
「針桐」と書きます。
若い幹や枝に棘が多く、白い材色がキリに似ることから
名付けられました。
別名はセンノキ(栓の木)と呼ばれます。
若い個体↓
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
生長した幹は直立し、高さ10~20メートル、
大きいものは30メートルになるようです。
近所のお宅のハリギリは2階の屋根より大きく育っていて、
7~8月、枝先に淡緑色の多数の散形花序を出し、
よく目立ちます。
写真の木は若いので鋭い棘があります。
葉柄は長さ10~30センチ、葉は掌状に5~9裂し、
径10~25センチと大きいです。
肥えた土地に自生します。
北海道、本州、四国、九州に分布します。
ウコギ科の植物です。