ツチアケビの花

梅雨空の中、車窓から、某土木事務所の前のプランターに、我が
名古屋市の花、ユリが白い花をいっぱい咲かせている風景を目にしました。

さて、きょうはきのう里山で撮った「ツチアケビ」をお届けしましょう。
「土木通」と書きます。
秋に生る実の形がアケビによく似ていて、直接土中から生えているために
名付けられたそうです。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

腐生植物で葉緑素を持たないため全体的に褐色で、薄暗い林内で今月初めに
初めて見た時は思わず「おぉ~っ!」と驚きました。

地上に葉などはなく、地面から仁王立ちした茎は高さが1メートル程も
ありました。

今月初めはまだ蕾ばかりでしたが、きのうはちらほら花が咲いていました。

地面近くの枝↑

地面近くの下の方まで、あちこちに枝を出し、その先端にランの花を
咲かせていました。

花は大きく3センチ程で、黄褐色で肉厚でした。

アリやら小さい虫も訪ねてきていました。

雨も降り出しそうなお天気でしかも薄暗い林中で、撮影しにくかったですが、
なんとか撮れました^^;

北海道~九州の森林に分布しています。

日本固有種でラン科の植物です。

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4 Replies to “ツチアケビの花”

  1. なんと土あけびとは、その雰囲気からしても名からにしても
    すごくインパクトありです。その花の色はなんとも神秘的。
    いいもの見させてもらいました。香りはあるのかな?

  2. まさに仁王立ち!ですね。
    1mもあるんですか!!
    葉っぱらしいものが見えませんが、あるのかな?!

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