ハナノキ その2

こちらはほぼ一日、雨模様のお天気でした。
珍しく気温もあまり上がらなかったので七部袖で過ごしました。
紫色のデュランタや薄紫のアガパンサスや淡青色のアジサイ、
そして薄ピンクの中輪のバラが雨にしっとり濡れていました。
川の水も水量を増やしていました。

きょうは在庫の中から5月に撮った「ハナノキ」をお届けします。
長野県と岐阜県の境にある恵那山付近に自生する
日本固有のカエデの一種です。
我が愛知県では県木になっています。
春、葉に先立って木全体が赤く見えるほど花を付けるので、
「ハナノキ」と名付けられました。
10~25メートル程の落葉高木です。

葉は向き合って付き、倒卵形、3主脈が出て浅く3つに裂け、
縁には不揃いのギザギザがあります。
葉裏は粉白色。

秋には紅葉します。
樹皮は灰白色。
若木は滑らかですが、成木になると縦に深く裂けます。

公園や街路樹に使われます。
花期は3~4月。
この写真↓は5月に撮ったものなので、もう種ができています。

本州(長野、愛知、岐阜)に分布します。

APG分類ではムクロジ科の植物です。

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☆本日、mushifab更新しました。
「オオシロカネグモ」です。
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