松竹梅の皿

つい この間、おめでとうを言ったと思ったら、あっという間に
睦月が過ぎにけり。

きょうはまた、植物の描かれた器をお届けします。
少し凝った形の松竹梅が描かれた銘々皿です。

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上方に松葉と竹の葉が金色で描かれ、左横の赤いのは梅の蕾だと
想われます。
地色は写真では白っぽく見えますが実際は青磁です。
地には竹がレリーフ状に表されています。
皿の縁取りには銀色が使われています。

もうひとつ、紹介します。

碁盤か将棋盤か?わかりません。
仙人の集まりでしょうか?
頭上には松が見えます。
呉須の銘々皿です。

八事五寸人参

先日、公園のユリノキに実がいっぱい付いているのに気付きました。
きょうも青空の下、ユリノキの実はいっぱい付いていました。
日中少し暖かかったせいか、スズメ達が木の下に何羽も集まって
盛んにおしゃべりしたりしていました。

きょうは午年にちなんで?農業センターで買い求めた、
「八事五寸人参」をお届けします。
このニンジンはここ名古屋で研究栽培されているそうです。
八事(やごと)というのは名古屋の地名のひとつです。
私の住んでいる地域のすぐ隣りです。

「八事五寸人参」は愛知の伝統野菜のひとつだそうです。

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大正時代に農家が作付けしたニンジンで、甘味が強く、
柔らかく早く煮え、煮くずれしにくいのが特徴です。
芯が小さく、濃いめのオレンジ色でサラダにも良いです。
長さは五寸(15 センチ内外)でやや太めです。

5月中旬頃、繊細なレースのような花が咲き、8月に種を採るそうです。
9月に種を撒き、収穫は12~3月まで。

このニンジンを使ったドレッシングやジュース、ジャムがあるそうです。

ニンジンの原産地はアフガニスタンで、日本への伝来は16世紀だそうです。

セリ科の植物です。

クラッスラ・ムスコーサ

2日前から新しいルビーネックレスが開花しました。
小さいけれど黄色の花から元気をもらっています。

きょうは秋に農業センターで買い求めた、ちょっとヒカゲノカズラに似ていて
面白いなと思った植物をお届けします。
クラッスラ・ムスコーサです。
園芸植物だと思います。

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別名「青鎖竜(セイサリュウ)」と言います。
多肉の小さな葉が重なって密につき鱗片のようにも見えます。
それが塔のように積み重なって、鎖状というか紐状につながっています。

買ってから2ヶ月半ほど過ぎ、途中で植え替えたせいか草姿が変わりました。
ニョロニョロと蛇のように、はたまた龍のように伸びていき、
只今の長さは15~20センチ程になり、よく分枝しています。

上から見ると、向かい合って付く葉が十文字に配列しているのがわかり、
ちょっとピラミッドのようでもあります。

南アフリカ原産で、我が国へは大正時代終わりに導入されたそうです。

花は夏から秋にかけて咲くそうですが、見れたらいいですね~。

ベンケイソウ科クラッスラ属の多肉植物です。