そろそろマンションの椿も終盤を迎えるものもボツボツ・・。
今年も園芸品種ですが、ベニボクハンから咲き始め、ウズ、
ワビスケ、アカシガタ、カモノホンアミ、シロスミクラ等が
次々と咲き、目を楽しませてくれました。
きょうは「ヤブツバキ」をお届けします。
日本人とツバキのかかわりは五千年の歴史を持つようです。
福井県にある鳥浜貝塚という縄文時代の遺跡から出土した、
赤い漆塗りの櫛に藪椿の材が使われていたそうです。
斧の柄にも堅く粘りがある藪椿の材が使われていたそうです。
(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)
また、万葉集に詠まれているツバキも藪椿だそうです。
これらの歌でイメージされているのは、ツバキの赤い花ではなく、
艶があって生命力の溢れる厚い常緑の葉のようです。
花粉をメジロなどの鳥に運ばせるため、鳥が触れても大丈夫なほど
花全体も厚くしっかりしており、蜜も豊富にあるようです。
冬には熟した実が割れ、種が現れます。これで椿油を採ります。
自生の北限は青森県のようです。
ツバキについてもっと知りたい方はこちらもよかったらご覧ください。
→ 神木ツバキとその語源について
ツバキ科の植物です。
今年は当たり年だったみたい うちの椿。たくさん花をつけました♪
そろそろシーズン終わりね。wincちゃんのマンションも うちも 来年も楽しめますように。
椿と言えば、赤く鮮やかな花のイメージですが、古来の人たちは葉っぱの方に注目していたのですね。
確かに、こんなにしっかり、艶々した葉は他の植物では、なかなかないような…。
これぐらいしっかりした葉なら、小鳥たちも止まりやすいですね♪
そして、人間とも…古い歴史があるとは、勉強になりました^^
まるちゃん、こんにちは。
そちらも沢山咲いたのね~、よかったね~♪
miniさん、こんにちは。そうですか~、よかったです^^v
斧の柄に使われているのですね
先日、くさむしりの道具見に行った時
柄に自然木が使われているのは 手にもなじみ
重力が適当に良く、迷いましたが
一本の質より、いまどきの様々な道具に気持ちがぶれて
購入見合わせました
少し後悔 : その木の名前忘れてしまいましたが
藪椿の柄 さぞかし使い易いだろうなあと思います
きなこさん、こんばんは。そうでしたか~、木は使い込めば込むほど手になじみ、使い勝手が良く
なるでしょうね・・。今時はいろんな新しい材質のものが沢山出ており、迷ってしまいますね^^;;