アクシバ

森にくるんとカールした花びらが特徴の小さな花が咲いていました。
きょうはこの「アクシバ」をお届けします。
「灰汁柴」と書きます。
昔は、アクシバの木を燃やした灰で、灰汁を作って用い、灰汁柴と
名づけられたという説など諸説あるようです。

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高さ20センチ程、枝はよく分かれて水平に広がっていました。

乙女が頬を染めたような、初々しい花の蕾が見られました。

葉は互い違いについており、縁には細かいギザギザがあります。
葉の表面は毛があり、裏はやや白っぽくて無毛、網状の葉脈が目立ちます。

花は、深く4裂して、外側にカールしています。

雄しべや雌しべが長く突き出ています。

三代に亘るような写真も撮れました^^↓

九州~北海道に分布します。

ツツジ科の植物です。

コバノトンボソウ

きのうは夏至でしたね。
七十二候では乃東(だいとう)枯(かる)るというのだそうです。
乃東とは何か?と調べたら、漢方薬に用いられる夏枯草(かごそう)の
古名で、ウツボグサ(靫草)のことだそうです。
真夏8月頃に花穂が褐色に変わり、枯れたように見えます。

さて、マンションの足場がとれたせいか、コシアキトンボ がぐるぐる旋回
している姿が見られるようになりました。
また、先日の雨の日にマンションの階段でアオイトトンボの姿を見ました。
こんな所で見たのは初めてのことで、びっくりしましたヨ。
まだ、生まれたばかりのようで小さくて可愛かったです。

きょうはトンボにちなんで、東濃で見つけた「コバノトンボソウ」を
お届けします。
「小葉の蜻蛉草」と書きます。
小さい葉の蜻蛉に似た草という意味です。

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しっぽが上に跳ね上がっており、ちょうど暑い日にトンボがお尻を
あげてとまっている様子にそっくりですね^^。
コバノトンボソウはオオバノトンボソウに比べるとかなりスマートです。

日当たりのよい湿原に生え、高さは20~40センチ程です。
1つの茎に数個の花を咲かせます。
さらにアップで・・↓

北海道から九州に分布します。

ラン科の植物です。

スズサイコ

朝からシジュウカラが何羽が姿を現し、盛んに囀っていました。
きのうは東濃地方に出かけました。
きょうはそこで出会った「スズサイコ」をお届けします。
「鈴柴胡」と書きます。

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全体がセリ科のミシマサイコに似て、花の蕾が鈴に似ているので
名付けられたそうです。
確かに蕾が鈴のように見えます^^。

細長い葉が向かい合って付いており、茎は細く、
直立して高さは50センチ程でした。

昨日は曇りで、撮影したのは午後1時頃でしたが、花は
あまり開いていませんでした。
いや、曇りのおかげでお昼間でも半開きになっていてくれた
と言うべきでしょうか・・。
帰宅して調べたら、花は早朝に開き、陽が当たると閉じるとのこと・・。

1センチ足らずの小さな花です。

北海道~九州の山地や平地の草原に稀に見られるようです。

ふだんは目につきにくく、花や実が付いたときは妙に目を引く植物です。

ガガイモ科です。

ガガイモ科は変わっていて面白いですヨ~\(^-^)/
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fabの中のガガイモ科の植物↓

コバノカモメヅルブルースターフウセントウワタオオカモメヅル
イケマクサタチバナガガイモガガイモの種ガガイモの実