ジガバチソウ

こちらでは、きのう入梅宣言があったところです。
最近、電線で仲間同士おしゃべりしたり、里山の水田すれすれに
低く飛び回っているツバメの姿をよく見ました。

きょうは、三日前に里山で撮った「ジガバチソウ」をお届けします。
「似我蜂草」と書きます。
花の姿を蜂にたとえてジガバチソウと名付けられたそうです。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

木洩れ日の射す林の縁で咲いていました。

高さ10~20センチ程でした。

ひとつの花の大きさは1.5~2センチ程でした。

ユニークな花姿です。

茎を抱くように、向かい合って付いた2枚の葉は長さ4~8センチ程で、
縁にはゆるいギザギザがありました。

葉の表には網目のような模様がありました。↓

葉の裏はやや白っぽくこんなふうでした。↓

また、茎を触ったら筋(稜)がありました。

北海道から九州に分布するそうです。

ラン科の植物です。

このジガバチソウの仲間には過去記事にあげたクモキリソウがあります。

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2 Replies to “ジガバチソウ”

  1. クモキリソウも拝見しました。諸説あるようですが、確かに蜘蛛っぽい!
    ジガバチソウは、それに比べると、足が長くて蜂っぽく感じました。
    本当にユニークな名前を昔の人は付けますね^^

  2. miniさん、クモキリソウも見ていただき、ありがとうございます。
    ジガバチソウ(似我蜂草)のジガバチという名は・・その羽音に由来し、虫をつかまえて穴に埋め、似我似我(じがじが、我に似よ)と言っているとの伝承に基づく。このように唱えると、埋めた虫がハチの姿になると言う・・とWikipediaに書いてありました。
    ホントに昔の人は想像力豊かで面白い名を付けますね^^。

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