チリアヤメ

クチナシの白い花が匂うように咲いています。
もう、明日で6月も終わりですね。
きょうは6月初めに出逢った「チリアヤメ」をお届けします。

南アメリカ原産です。
日本には大正4~5年に渡来したそうです。
関東以西の平野部では野生化しているようです。

丈8~12センチ程で小ぶりですが、3センチ程の鮮やかな
青紫色のプロペラ形の花がよく目立ちます。
花びらの基部は濃紫色です。
葉は線状で細く、葉先が尖ります。

6月下旬にもう一度逢いに行ったら、もう、花の姿はなく
代わりにナガミヒナゲシの実に似た実がいっぱい目につき、
中の種がもう出ているものもありました。
大量の種子を作ってばら撒き、どんどん増えていって
いるようです。


花期は4~6月です。
アヤメ科の植物です。

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「アガパンサスにナミアゲハ」です。
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シマオオタニワタリ

数日前の夕方、カクレミノにコゲラの幼鳥が2羽、
お出ましになりました(^^)。
ザクロの赤い花ビワの黄色い実
目立つようになってきました。

きょうは東山温室前館にある「シマオオタニワタリ」を
お届けします。
熱帯アジア原産で沖縄に分布しています。
樹皮や岩に着生している着生植物です。

随分前に紹介した、沖縄で見たオオタニワタリ
どう違うのかな?
ググったら、オオタニワタリは葉の縁近くまで
胞子が付いているそうです。

この「シマオオタニワタリ」は葉幅の半分程までしか
胞子が付いていないそうです。

チャセンシダ科の植物です。

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トウカイタンポポ

この雨で桜も葉桜と化すことでしょう。
チューリップをはじめ次々と春の花が咲き始めています。
タンポポもそのひとつで、私達が目にすることが多い、
ありふれた花ですが、よく見ると奥が深い花です。

タンポポの花は、一枚一枚の花びらのように見える
「舌状花(ぜつじょうか)」が集って、ひとつの
「頭花(とうか)」を作っています。
朝に開花し夕方に閉じる動作を数日繰り返します。
(余談ですが・・「タンポポ」といえば、ユーミンの
「ダンデライオン」♪想い出す人も多いかも(^-^*))

さて、きょうは日本固有種のひとつの「トウカイタンポポ」を
お届けしたいと思います。
黄色い花は見るだけで気分が明るく元気になりますネ(o^^o)。

頭花を下から支えるようにしてついている緑色のガクの
ような部分が総苞です。
「トウカイタンポポ」は
総苞の外片、内片ともに大きな角状突起があります。

総苞外片の長さは内片の2/3程度が標準だそうですが、
1/2等と変化が多いようです。
総苞外片は直立することが多いですが、そうでない
場合もあるそうです。

葉は変異が多く、切れ込み方も様々です。

花期は3~5月。
本州(千葉県~和歌山県の太平洋側)に分布します。
キク科の植物です。

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