エノキグサ

アベリアが花盛りでナミアゲハが吸蜜していました。
朝晩は涼しくなり、天高く馬肥ゆる秋となりにけり~(o^^o)ふふっ♪。

さて、きょうは・・
バス亭そばの街路樹の根元にエノコログサと共に
生えていた「エノキグサ」をお届けします。
葉がエノキの葉に似ていることから名付けられました。

高さ30~50センチ程。
稜がある茎は直立し、伏毛があります。
葉は互い違いに付き、長さ3~8センチの長楕円形~
広披針形で縁に鈍いギザギザがあり、先はやや尖ります。
また、葉には3主脈が目立ち、
濃い緑の葉表と葉い緑色の葉裏の脈上に毛があります。

写真では、上の方に付く雄花は赤っぽく、よく見ると
所々に白い雄しべ?葯?も見え、穂状に多数付いています。

基部に3角状卵形(編笠状)の総苞に抱かれた緑の
丸いのが雌花です。普通1~3個付きます。
雌花の花柱の先は糸状に裂けます。

雄花が編笠の苞の中にぽろんと落ちて
雌花との間で受粉をするようです。

子房は球形で、普通3室(4室も有)に分かれ、表面には
小さい突起と軟毛が密生し、果期にも残ります。

果実は熟すと割れて種がこぼれます。
種は1.5ミリ程です↓。

花期は8~10月です。
北海道~琉球まで分布します。
トウダイグサ科の植物です。

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☆本日、mushifab更新しました。
「カマキリ その2」です。
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シンテッポウユリ

朝から雷が鳴りました。
その後、少し経ってからシジュウカラの声がしました。
涼しい中に昼間は蒸し暑さも感じます。

さて、きょうは「シンテッポウユリ(新鉄砲百合)」を
お届けします。

タカサゴユリ(台湾原産)とテッポウユリ(在来種)の
交配により、日本で1951年に作られた園芸種だそうです。
高さは70~150センチ程です。

葉は長さ9~13センチ程、幅は2~7ミリと狭く線形です。
花の外側が紫赤色を帯びない純白色のものが多いそうで、
このユリも純白だったので、「シンテッポウユリ」と
しました。

自然交雑も起き、今では多くの園芸品種があり、
染色体や遺伝子検査を行わないと、シンテッポウユリと
タカサゴユリの判別は難しいようです(^^ゞ。

種は風で飛び、繁殖力が強い。

花期は7~9月です。

ユリ科の植物です。

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ヒグラシ」です。
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チリアヤメ

クチナシの白い花が匂うように咲いています。
もう、明日で6月も終わりですね。
きょうは6月初めに出逢った「チリアヤメ」をお届けします。

南アメリカ原産です。
日本には大正4~5年に渡来したそうです。
関東以西の平野部では野生化しているようです。

丈8~12センチ程で小ぶりですが、3センチ程の鮮やかな
青紫色のプロペラ形の花がよく目立ちます。
花びらの基部は濃紫色です。
葉は線状で細く、葉先が尖ります。

6月下旬にもう一度逢いに行ったら、もう、花の姿はなく
代わりにナガミヒナゲシの実に似た実がいっぱい目につき、
中の種がもう出ているものもありました。
大量の種子を作ってばら撒き、どんどん増えていって
いるようです。


花期は4~6月です。
アヤメ科の植物です。

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「アガパンサスにナミアゲハ」です。
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