ハゴロモモ

連日の35度超えの猛暑の中、今朝、シコンノボタンが2輪咲きました。
キュウリも1本収穫でき、さっそく丸かじりです(笑)。

きょうは池一面に咲く小さな白い花「ハゴロモモ」 をお届けします。
「羽衣藻」と書きます。

サギソウの咲く湿地を抜けると池がありました。

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水面をよく見ると、小さな白い花が池の三分の二程を覆っています。

水面からひょっこりと顔を出し、白い花を咲かせているのは、
ハゴロモモでした。
別名をフサジュンサイというそうです。
花の大きさは1.5センチ程。

イトトンボとのコラボです。

アメリカ原産で、熱帯魚や金魚用の水草として輸入され、
ガボンバの名で水草として販売されているそうですが、
野生化してはびこり、在来種を駆逐する恐れがあります。

6~8月に咲くようです。

スイレン科の植物です。

おまけ:
サギソウ その2

クラッスラ・ムスコーサ

2日前から新しいルビーネックレスが開花しました。
小さいけれど黄色の花から元気をもらっています。

きょうは秋に農業センターで買い求めた、ちょっとヒカゲノカズラに似ていて
面白いなと思った植物をお届けします。
クラッスラ・ムスコーサです。
園芸植物だと思います。

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別名「青鎖竜(セイサリュウ)」と言います。
多肉の小さな葉が重なって密につき鱗片のようにも見えます。
それが塔のように積み重なって、鎖状というか紐状につながっています。

買ってから2ヶ月半ほど過ぎ、途中で植え替えたせいか草姿が変わりました。
ニョロニョロと蛇のように、はたまた龍のように伸びていき、
只今の長さは15~20センチ程になり、よく分枝しています。

上から見ると、向かい合って付く葉が十文字に配列しているのがわかり、
ちょっとピラミッドのようでもあります。

南アフリカ原産で、我が国へは大正時代終わりに導入されたそうです。

花は夏から秋にかけて咲くそうですが、見れたらいいですね~。

ベンケイソウ科クラッスラ属の多肉植物です。

メリケンカルカヤ

公園のユリノキは少し前まで黄色の葉でしたが、薄茶色に
変わっていました。
はらはらと落ちてきた軍配形の葉を拾いました。
過去記事はこちら→ユリノキの実

さて、きょうは「メリケンカルカヤ」をお届けします。
アメリカから来たカルカヤということで名付けられた、
北アメリカ原産の帰化植物です。
第二次大戦後の1940年に愛知県で確認され、現在では関東地方以西に
広く分布しているそうです。
乾燥した荒れ地や空き地、道端から湿った放棄水田や畔、湿地まで
生えるそうです。

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秋に高さ50~80センチ程の直立した稈(かん:イネ科の茎のこと)を
多数伸ばし、稈全体に穂をつけます。
穂には白く長い毛があります。

種は風に乗り散布されます。

直立した稈は種が熟す頃、赤褐色に色づき、越冬することが多いそうです。

イネ科の植物です。