スズメノエンドウ

きょうは結構風があり、桜の花びらがしきりに
舞っていました。
ハナニラ椿の花もそろそろ後半のようです。
チューリップは次々に花を咲かせ始めました。
さきおととい、タケノコの初物を手に入れ、
すぐに茹で、土佐煮にしました。
新鮮だったので、えぐ味も全くなく、とても
美味しかったです(*^^*)v。
春の味、ばんざ~い!\(^o^)/。

きょうは「スズメノエンドウ」をお届けします。
「雀野豌豆」と書きます。
カラスノエンドウに比べて全体が小さいので、
スズメと名付けられました。
自宅近くの日当たりの良い道端で出逢いました。

つる性でなよなよした印象です。
葉は12~18個の小葉からなった偶数羽状複葉です。
先は巻きひげ状になり、枝分かれします。
小葉の先は尖らず鈍頭、またはぷつっと切れた感じで、
葉脈の先端が棘状に突き出ています。
茎は四角柱状で、根元から分枝しています。

花は葉の脇から出た柄の先に3~6個付き、
白紫色で長さはほんの3~4ミリの蝶形です。

葉柄基部の托葉は深く4つ程に切れ込んでいます。
(画面上部右)↓

実が付いているのもありました。
(画面下半分、左右に)↓

実は下向きに付き、長さ0.6~1センチ程で短毛があり、
中に普通、2個の種が入っています。

花期は4~6月です。
本州、四国、九州、沖縄に分布します。
マメ科の植物です。

カラスノエンドウとスズメノエンドウのちょうど中間的な
花の大きさの植物はこちら→カスマグサ

タンキリマメの種

昨日、思いがけず、梅の小枝をいただきました。
お庭から切ったばかりのもの・・
さっそくお雛様の横に飾りました。
白梅で蕾もあって、楽しみです。
桃の花とはまた違った味わいがあって
いい感じです~♪ 感謝(^人^)。

先日、林の中でシロハラに出逢いました。
コショウノキの蕾も見つけました。

きょうは「タンキリマメの種」をお届けします。
タンキリマメはつる植物です。
赤く熟した莢が茶色になっていました。
莢がはじけて、中からぶらさがったような?
径5ミリ程の光沢のある黒い種が出ています。

莢の中には1~3個の種が入っています。
莢が弾けても落ちず、莢の縁に付いたままになり、
鳥に食べられる事によって散布されます。
葉は三つでひとつの葉となり、ひとつひとつの
小葉は倒卵形です。
葉の中央より先で葉の幅が最も広いです。
また、葉は厚めで、葉や茎にたくさんの毛があります。

本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄に分布します。
マメ科の植物です。

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☆本日、mushifab更新しました。
「アメリカオシ」です。
こちらへもお立ち寄りいただけるとうれしいです(*^^*)。

ヌマダイコン

停車中、分離帯に植えられていたヒイラギの白い花
車窓から見えました。
土付きの大根が手に入ったので、昨夜、風呂ふき大根を
作っていただきました。

さて、きょうは、大根つながりで(^┰^)ゞ・・、
11月初め、林縁の木陰の湿気のある道端で出逢った
「ヌマダイコン」をお届けします。
「沼大根」と書きます。
葉の質が大根に似ることと、沼地に生えることから
名付けられました。

(それぞれの写真内をクリックすると大きい画面に変わります。)

高さ30~50センチでした。
茎は直立し、上の方で分枝しています。
葉は向かい合って付いていますが、茎の上の方では、
葉が互い違いに付いているのもありました。
葉は卵形で、縁に粗いギザギザがあり、
両面にまばらに短毛があります。
長さ3~6センチの葉柄がありました。

白い筒状の花が咲いていたのも一株だけ
あったのですが、ピンボケですみません^^;

花期は9~11月です。
花が終わっていた株。↓

実になっているのも
ありました。↓

黒っぽい実の先端に見える白っぽいものは、
冠毛のようで4本あります。
実は放射状に広がり、ひとつひとつはこん棒状で
長さ4ミリ程、先端からは粘物質が分泌されます。
いわゆるひっつき虫になります。

本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄、琉球に分布します。

キク科の植物です。