オランダガラシ

きょうは子供の日、私どもの子供はとっくに成人して
おりますが、毎年、五月人形を飾っており、柏餅など
供えています(^^#)。
近くの公園は今までほとんど使われていませんでしたが、
この頃、コロナの影響で、平日は午後から、日祝日は
朝から子供達の元気な声が聞こえてくるようになりました。

さて、きょうは川岸に群生していた「オランダガラシ」を
お届けしたいと思います。

別名は「クレソン」です。
肉料理の付け合わせにある、あの、ちょっと辛い野菜・・
ですネ。
先月末、到来物のクレソンを、おひたしにして頂きました(*^^)v。
ヨーロッパ原産の帰化植物です。
明治初期(1870~71年頃)に外国人用の野菜として持ち込まれた
ものが野生化し、栽培もされ、スーパー等で売られています。

葉は互い違いに付き、奇数羽状複葉です。
茎は中空で、節からひげ根を出して繁殖します。

茎頂に、径4~7ミリ程の白色の4弁花を密に付け、外側から
中心に向かって順に咲きます。
実は長さ1~1.7センチ程の長角果です。
花期は4月~9月です。
日本各地に分布します。
アブラナ科の植物です。
繁殖力が強く、現在では要注意外来生物に指定されている
ようです。

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「シオカラトンボ」です。
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カラシナ

今、コロナでまだまだ自粛規制で我慢や辛抱が多い
世の中ですが、少しでもプラス思考ができれば・・と思い、
きょうは「十字花植物」をお届けしようと思います(^^;)。
(十字に花が咲く。花弁が4枚で『十』=『+(プラス)』
のように見える)
川原を黄色く染める「カラシナ」をお届けします。
「辛子菜」と書き、種から辛子ができるため
名付けられました。
別名は「セイヨウカラシナ」です。

草丈50センチ~1.2メートル程。
中央アジア原産で、古い時代に中国から渡来しました。
カラシナは葉は食用にされ、マスタードの原料は、
この花の種を使います。

カラシナはアブラナよりもやや小型で、葉の基部が
茎を抱かないのが特徴です。
実は長さ2~6センチ程の長角果です。

モンシロチョウたちの大事な吸蜜源です。
花期は4~5月です。
アブラナ科の植物です。

ブログ内参考記事→ルッコラの花

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ヤエムグラ

ここんとこ、朝から夕方までカラスやキジバト、ヒヨドリに
スズメにカラ類の声がよく聞かれます。
バードウィークに少し早いけど・・(^^;)。

きょうは、土手で出逢った「ヤエムグラ」をお届けします。
「八重葎」と書きます。
何重にも重なって群がって茂ることから名付けられました。

道端や空き地や荒地にも生えています。
花が咲いていました。
4裂した淡黄白色の花は、径1.5ミリ程と
小さく地味な花です。↓

茎は柔らかく断面は四角形で、茎の稜に沿って下向きに
小さな棘がたくさんあり、お互い同士や、他の植物に
寄りかかり、棘を引っ掛けながら立ち上がります。
葉は6~8枚が輪生しているように見え、長さ1~3センチ、
幅1.5~4ミリの広線形または狭倒披針形で、先は棘状に尖り、
葉縁と葉裏の主脈には下向きの棘があります。
茎葉を触るとネバネバ ザラザラしています。
葉は6~8枚あるように見えますが、実際は葉が1対2枚で、
残りは托葉が大きくなったもので、偽輪生と言います。
実が付いているのも見つけました。↓

径2ミリ程の丸い実は2つ並んで付き、表面には鉤状の毛が
生えており、くっつき虫として動物の毛などについて散布
されます。
花期は4~6月。
日本全土に分布します。
アカネ科の植物です。

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