トウカイタンポポ

この雨で桜も葉桜と化すことでしょう。
チューリップをはじめ次々と春の花が咲き始めています。
タンポポもそのひとつで、私達が目にすることが多い、
ありふれた花ですが、よく見ると奥が深い花です。

タンポポの花は、一枚一枚の花びらのように見える
「舌状花(ぜつじょうか)」が集って、ひとつの
「頭花(とうか)」を作っています。
朝に開花し夕方に閉じる動作を数日繰り返します。
(余談ですが・・「タンポポ」といえば、ユーミンの
「ダンデライオン」♪想い出す人も多いかも(^-^*))

さて、きょうは日本固有種のひとつの「トウカイタンポポ」を
お届けしたいと思います。
黄色い花は見るだけで気分が明るく元気になりますネ(o^^o)。

頭花を下から支えるようにしてついている緑色のガクの
ような部分が総苞です。
「トウカイタンポポ」は
総苞の外片、内片ともに大きな角状突起があります。

総苞外片の長さは内片の2/3程度が標準だそうですが、
1/2等と変化が多いようです。
総苞外片は直立することが多いですが、そうでない
場合もあるそうです。

葉は変異が多く、切れ込み方も様々です。

花期は3~5月。
本州(千葉県~和歌山県の太平洋側)に分布します。
キク科の植物です。

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「ハバチの幼虫」です。
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サンカクカタバミ

彩りの少ない季節、植え込みの真っ赤なオタフクナンテン
色を添えています。
空を仰ぐとユリノキの実が・・。
ムックのようなメタセコイアの紅葉も見られます。

きょうは紫色の三角形の葉が印象的な「サンカクカタバミ」を
お届けします。
別名は「インカノカタバミ」に「オキザリス ・トリアングラリス」、「紫の舞」、「三角葉オキザリス」、「烏羽オキザリス」とも いいます (^^;)。

南アメリカ(ブラジル、ボリビア、アルゼンチン、パラグアイ)原産で、観賞用で栽培されていたものが、なかば野生化しています。
花期は5~10月とされていますが、ほぼ通年見られます。
この写真も空き地で12月に撮ったものです。
少し花が萎れていましたが・・ (^^;)。

カタバミ科の植物です。

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「茶色カマキリ」です。
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ショウジョウソウ

朝からどんよりとした空、寒っ( >Д<;)!
いよいよ冬模様。。
ダウンコートにマフラー、ブーツ準備完了です!
もうすぐクリスマスなので、今、玄関にはドア・リース、
部屋には年代物の満艦飾のツリーと木の実だけで作った
ツリーなど飾っています(#^.^#)。

きょうはポインセチアに似た「ショウジョウソウ」を
お届けします。
「猩々草」と書きます。
あの空想上の生き物である「猩々」のように葉が赤く
色づくため、名付けられました。
別名は「サマーポインセチア」です。

赤いのは苞葉の一部で、基部が赤くなり、
緑の葉とのコントラストが目に鮮やかです。
葉は互い違いに付き、バイオリン形をしています。
花期は7~10月。
花自体はとても小さいので、ほとんど目立ちません。
12月の今は、画像のように実になっていますね。

北米南部やブラジルの原産です。
トウダイグサ科の植物です。

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「ツマグロヒョウモンの幼虫」です。
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